ABEXIT

2018年4月25日 (水)

絶望の財務省&相(2)/ABEXIT(13)

財務省の福田次官が辞職した。
しかし、問題の本質は一切アンタッチャブルのままだ。
本件の経緯を振り返ってみよう。
Ws000000
麻生氏止まらぬ擁護 女性活躍ポーズだけ?

まったく、「女性が輝く社会」だとか「働き方改革」というスローガンが虚しいというか、白々しい。
2018年4月17日 (火) セクハラ財務省に充満する腐臭/ABEXIT(6)

このまま辞職して、嵐が過ぎ去るのを待つということか?
有権者は、そんなに忘れやすいであろうか?180425

東京新聞4月25日

財務省あるいは、官邸の認識がこの程度のものであること良く認識しておくべきだろう。
私は、麻生財務相の記者会見の言葉を聞いていて、この人の人物像はそれなりに理解しているつもりだったが、改めて愕然とした。
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同上

少なくとも今時、上場企業経営者でこんな発言をする人は皆無だろう。
しかし自民党の中には、下村博文元文科相のように「はめられた云々」よか長尾敬議員のように「野党女性議員に対して、セクハラとは縁遠い人たち」と発言する人がいるのだ。
2018年4月24日 (火) 欺瞞行為の自覚も反省もない自民党/ABEXIT(12)

絶望するしかない。
こんな党が政権党でいいはずがないのだ。
2018年4月20日 (金) 絶望の財務省&相/ABEXIT(9)

本件に関しては、斎藤美奈子さんの意見に全面的に賛同する。
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同上

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2018年4月24日 (火)

欺瞞行為の自覚も反省もない自民党/ABEXIT(12)

柳瀬経産省審議官(当時秘書官)の証言については、きわめて偽証の疑いが濃くなった。
柳瀬氏は、「記憶の限りでは愛媛県や今治市の職員と会ったことがない」と言っているが、愛媛県から復命書の記録が見つかっているし、農水省や文科省にも、内閣府からの愛媛県や今治市の職員が来るというメールが残っていた。
柳瀬氏が「首相案件」と言った面談が行われたのか?
「会ったのか、会ったことがないのか」基本的な事実関係である。
2018年4月21日 (土) 柳瀬審議官はどこまで抵抗するか?/ABEXIT(10)
2018年4月16日 (月) 柳瀬氏は何故面会の事実を否定するのか?/ABEXIT(5)
2018年4月13日 (金) 読売新聞からも三下り半を突き付けられた政権/ABEXIT(2)2018年4月18日 (水) 安倍首相、昭恵夫人、柳瀬氏の朝貢訪米/ABEXIT(7) 

野党の当然の証人喚問要求に対し、与党は参考人招致を主張する。
証人喚問ならば偽証罪の可能性があるが、参考人招致ならば偽証であるか否かは問われなくなるからだろう。
しかし、それでは与党が柳瀬氏の証言が虚偽の可能性があると言っているのとおなじではないか。

福田財務次官は今日辞任するということだが、自己都合の退職金も支払われるという。
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東京新聞4月24日

一方、自民党議員の中にはビックリするくらいこの問題に対する鈍感さを証明するような発言がみられる。
下村博文元文科相は講演会で次のように発言したという。

「確かに福田事務次官はとんでもない発言をしたかもしれないけど、テレビ局の人が隠してとっておいて、週刊誌に売ること自体が、はめられてますよ。ある意味犯罪だと思う」
 福田次官は女性記者に嵌められた、無断録音は犯罪だ。──この期に及んで下村元文科相はそう主張したのである。
 何度でも言うが、セクハラやパワハラの被害者がその証拠として録音をおこなうのは当然のことで、相手の了解を取る必要などない。証拠の有無は裁判にも大きく影響するし、今回も音源という決定的証拠を突きつけられ記者が社名を公表してもなお、セクハラの事実を否定しつづける福田次官の態度を見れば、もし記者が録音していなければ「捏造」などと攻撃されセクハラの事実が葬り去られていたのは想像に難くない。
セクハラ被害のテレ朝記者を「犯罪者」呼ばわりの下村博文・元文科相の“犯罪性”! 加計問題では疑惑まみれのまま遁走

まったくその通りであって、福田次官が録音された内容は取材の内容ですらない。
録音について相手の了解を得ないで行ったことについて、テレ朝は社員教育をやり直せ、という池田信夫氏のような人物もいる。
2018年4月20日 (金) 絶望の財務省&相/ABEXIT(9)

しかし、現にセクハラ中の相手の了解を得るなどまったくのナンセンスであることは幼児でもわかる。
しかも福田氏自身が「あんなヒドイ発言」と言っているのである。
それを福田氏の声かどうか、少なくとも声紋鑑定くらいはすべきであろう。

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また長尾敬という衆議院議員は、セクハラ撲滅を訴える野党女性議員団に、「セクハラとは縁遠い方々」とツイートした。
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東京新聞4月24日

2人とも発言を取り消すと言っているが、政治家の好きな「綸言汗の如し」であろう。
取り消しても、体質は変わらない。

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2018年4月22日 (日)

防衛庁の不祥事と安倍首相の改憲意欲/ABEXIT(11)

無いとされていた日報が見つかったことで、防衛省でも隠蔽・改ざんが疑われている。
イラク復興特措法では、非戦闘地域への派遣ということであったが、日報上では「戦闘」の文字がある。
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東京新聞4月17日

防衛省に隠蔽はなかったのか?
さらには日報改ざんはなかったのか?
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東京新聞4月20日

そんな折ではあるが、現職の統幕幹部が国会議員に「お前は国民の敵だ!」等の暴言を浴びせていた。

 統合幕僚監部に所属する幹部自衛官が、民進党の小西洋之参院議員に対し、「お前は国民の敵だ」「お前の国会での活動は気持ち悪い」などと暴言を放った問題。これは、戦後日本政治と自衛隊との関係を根本から揺るがす大事件だ。
 小西議員は、安保法制や自衛隊日報問題などで安倍政権を追及し、総辞職を求めてきた。こうした議員の言動に敵意を持っていたと想像されるが、とりわけ注目したいのが、幹部自衛官が単に小西氏を「バカ」や「アホ」と罵倒したのではなく、「国民の敵」と糾弾していることだろう。
・・・・・・
 しかしその一方で、今回の暴言事件を「シビリアンコントロールの欠如」という枠組みで解釈しては不十分だろう。むしろ、危惧せねばならないのは、こうした考えられないような異常事態が、安倍政権が醸し出す空気の中で生まれたという事実のほうにある。
幹部自衛官「国民の敵」暴言を生んだのは、国民を分断する安倍政治だ!自衛隊、警察に蔓延するネトウヨ思想

確かに、安倍政権の下で戦前回帰的な風潮が増えている。
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一方、安倍首相は自民党地方議員の研修会で、改憲に対する意欲を表明した。

 安倍晋三首相は(4月)20日、東京・芝公園のホテルで開かれた自民党地方議員の研修会で講演し、自衛隊の存在を明記する憲法改正に重ねて意欲を表明した。
・・・・・・
学校法人「森友学園」「加計学園」の問題などが相次ぎ、報道各社の世論調査で安倍内閣の支持率は低下している。与党内では改憲は遠のいたという見方も出始めたが、首相は「みなさんとともに新しい日本をつくり上げていきたい」と協力を求めた。財務省の決裁文書改ざんや自衛隊のイラク日報隠蔽(いんぺい)に関しては「行政府の長、自衛隊の最高指揮官として責任を痛感している。必ず全容を解明し、うみを出し切る」と陳謝した。
改憲に意欲、重ねて表明 地方議員に講演

「膿を出し切る」と繰り返し表明しなければならないことが、膿の根源がどこにあるかを示している。
これだけ繰り返せば「今年の漢字」になるかも?
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2018年4月21日 (土)

柳瀬審議官はどこまで抵抗するか?/ABEXIT(10)

少なくとも、柳瀬審議官にとっては苦痛の訪米だったに違いない。
自分が日本を離れている間に、間違いなくさらに決定的な証拠が出てくることがと予想されたからだ。
2018年4月16日 (月) 柳瀬氏は何故面会の事実を否定するのか?/ABEXIT(5)
2018年4月13日 (金) 読売新聞からも三下り半を突き付けられた政権/ABEXIT(2)2018年4月18日 (水) 安倍首相、昭恵夫人、柳瀬氏の朝貢訪米/ABEXIT(7)

それとも安倍首相に、「佐川のように忠実に尽くせば悪いようにはしない。前川や米山のようにオレに反抗すれば秘密警察を使ってでもプライバシーを暴く」とでも言われたか?
案の定、文科省職員が内閣府から送られてきたメールが存在することが明らかになった。
公表されたメールは内閣府より送られてきたものである。
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基本的な内容は愛媛県文書と同じであって、柳瀬氏はどう説明するのか?
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東京新聞4月20日

要するに、柳瀬氏のウソが政府の文書で示されたのだ。
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柳瀬氏もしくは官邸が、防衛線を「(記憶している限りでは)会っていない」と、「事実関係の否定」に設定したのは戦略ミスというしかない。
もはやその防衛線は放棄せざるを得ない。
最初の否定が傷口を広げることは、福田財務次官も同様であるが、すべては政権の指示もしくは政権への「忖度」と言って良い。
「首相案件」というワードが雄弁に物語っている。

安倍政権の駆け付け擁護言論人である高橋洋一氏は、本件でも笑えるコメントを残した。

 またカケ問題が話題になっている。当時の総理秘書官が「首相案件」だと言ったとの愛媛県職員のメモが出てきたと報道されている。
   このメモの真偽はわからないが、筆者のように官邸勤務経験のある元官僚からみると、「首相案件」という言葉には違和感があった。
・・・・・・
 筆者も官邸では「総理」と呼び、「首相」とは言ったことがない。総理秘書官も同じだ。「首相」というのは俗称、新聞で使われる用語で、もし、官僚が言うなら、「首相案件」ではなく「総理案件」だろう。
「首相案件」の言葉に違和感 官僚なら「総理案件」

いかにも玄人風のコメントであるが、現時点で見れば、愛媛県文書の真偽を疑うことがいかに俯瞰的に認識できていないかの証である。
また、安倍応援団として「朝日誤報説」を流していた上念司氏はチャッカリ加計の客員教授に収まっている。

 上念氏と言えば、“加戸守行・前愛媛県知事の証言が真実”“加戸証言が全然報じられていない、偏向報道だ!”などと主張し、一方で「前川は嘘つき」と断言。さらに「総理のご意向」と書かれた文書を作成した文科省の高等教育局長専門教育課長補佐にかんするあきらかなデマを垂れ流したネトウヨバイラルメディア「netgeek」の記事を拡散した上、出演したラジオ番組『おはよう寺ちゃん 活動中』(文化放送)でも同様のデマを垂れ流し、課長補佐の実名を挙げて個人攻撃をおこなった。
・・・・・・
 そんな上念氏が、加計学園を擁護してきた活動に対する“ご褒美”人事でちゃっかり客員教授の座を手にしていた──。しかし、加計学園と利害関係にある人間がいくら「モリカケは朝日案件」などと叫んでも、そこには何の説得力もないばかりか、疑念は深まるばかりである。
 いや、醜態を晒しつづけている上念氏だけではない。やはり加計問題で一貫して「挙証責任は文科省にある!」などと主張してきた高橋洋一氏は、“官僚は「首相案件」ではなく「総理案件」と言うはず”と主張し、同じように政権を擁護してきた長谷川幸洋氏も“首相秘書官が「首相案件」と語ったのが本当だったとしても、それで何か問題があるのか”“国家戦略特区諮問会議の議長は安倍首相なのだから「首相案件」なのは当たり前”などと言い出しているのだ。
・・・・・・
 元文部官僚の寺脇研氏なども指摘していたが、むしろ「総理」は口語として使われる言葉で、文書化の際には「首相」とするのが一般的なのだ。だから、愛媛県の文書に「首相」と書いてあるのは何の不思議もない。これは下村氏はもちろん、高橋氏や田崎氏らだって知っているはずだが、全員そろってこんなことを言い出したというのは、「これででいけ」とどこからか指令があったのだろう。
デマ拡散の安倍応援団・上念司もケントと同様、加計学園の客員教授に! 上念、高橋洋一、長谷川幸洋の小学生並み安倍擁護

しかし安倍政権が、いかに官僚機構を崩壊させたきたか!

 官房長官の菅義偉は、前川の言う「総理の意向」と記された文書について、“怪文書”と切って捨てたが、5月22日には、「藤原(豊)内閣審議官との打ち合わせ概要」(獣医学部新設)」という題名の添付文書が明るみに出た。
 そもそも、仮にも文科省のトップだった行政官が、実名も顔もさらした上で「怪文書」など出すだろうか。ネット上では、「前川元次官の爆弾発言は、天下り問題で任期半ばにして詰め腹を切らされた腹いせだ」といった、明らかに官邸周辺から発信されたと思われる情報がもっともらしく流布されているが、これも印象操作の一つと考えざるを得ない。
・・・・・・
 だが、それが逆に、「必要以上に無理をせざるを得なかった要因ではないか」と、藤原と交流のある内閣府の官僚は指摘する。

「藤原さんは、前川さんとは別の意味で毀誉褒貶のある人だが、信念の官僚。特区を活用して岩盤規制に斬り込みたいと真剣に思い、実行した。だが、安倍首相主導という政策ゆえに、かかる期待もまた大きかったのだろう。上司から、“血を吐くまでやれ”と檄を飛ばされていたほどだ。加計の獣医学部の背景は別として、藤原さんは、獣医学部の新設は必要と考えていたし、10年近く検討課題にされ続けていた案件を、機に乗じてまとめたいと考えるのは、仕事ができる官僚なら当然のことだ」(内閣府の官僚)
 今回の過程で起きた、獣医師会の意を受けた農水省と文科省、そして厚労省の引け腰も、役所の縦割り行政を否定する藤原にとっては、許しがたいことだったのかもしれない。
 だが、それが逆に、「必要以上に無理をせざるを得なかった要因ではないか」と、藤原と交流のある内閣府の官僚は指摘する。
加計問題で翻弄された“信念の官僚”、前川氏と藤原氏の悲哀

財務省、防衛省・・・・・・の不祥事でも、政権で責任を取ろうとする人間は誰もいない。
菅官房長官は、前川氏に対して、次のように言っていたことをもう一度思い起そう。
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こんな人たちが「国家戦略特区」とか「日米首脳交渉」とか「G20」のような「戦略的課題」に対応している現実は、冗談としか思えない。

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2018年4月20日 (金)

絶望の財務省&相/ABEXIT(9)

福田財務次官は辞職を申し出て、麻生大臣が認めたと報道されている。
大蔵省時代から、官僚の頂点に君臨してきた財務省であるが、過剰接待が問題になった時の体質がまったく変わっていないようである。
福田次官辞任の経緯を眺めてみよう。
セクハラの言動が音源付きで公表されているのに、当の財務次官は音声は自分かどうか分からないと言い、財務省は被害者からも聴取したいので名乗り出よ、と恫喝した。
2018年4月17日 (火) セクハラ財務省に充満する腐臭/ABEXIT(6)

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東京新聞4月20日

さすがに各界から猛反発の声が上がった。
2018年4月19日 (木) 国際標準を逸脱した安倍政権のセクハラ認識/ABEXIT(8)
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被害女性記者は「テレ朝」の記者だったことが判明した。
テレ朝の初動は問題があるが、局を挙げて被害女性を守る姿勢になったのは評価すべきだろう。
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しかし池田信夫氏のように、財務省・加害者側を代弁している言論人(?)がいる。
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女性記者は「緊急避難」として録音したと考えるべきである。
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高校生の頃、松本清張の短編『カルネアディスの舟板』で「緊急避難の概念を知った。
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福田財務次官は当然被害者を想定できたはずで、その上で、表に出れるものなら出てみろ、と言っていたわけだ。
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それにしても財務省は異常事態だ。
ナンバー1とナンバー3が不在で、しかもナンバー2はあの矢野官房長である。
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財務省の上層部が揃いも揃って、ということは「絶望の官庁」というしかあるまい。
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これだけ不祥事が連続しているのだから、麻生大臣は辞任すべきと考えるが、G20に出席のため「外遊」だという。
恥の拡散である。
G20

このままでは、どんどん国益が失われて行く。

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2018年4月19日 (木)

国際標準を逸脱した安倍政権のセクハラ認識/ABEXIT(8)

優れたジャーナリズムなどを表彰するピュリツァー賞の「公益賞」の2018年度受賞者は、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏らのセクハラ疑惑を報道したニューヨーク・タイムズと、雑誌のニューヨーカーが同時受賞した。
SNS上で「#MeToo(私も)」のハッシュタグでセクハラを告発するムーブメントが発生したことは日本でもよく知られているはずだ。

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ピュリツァー賞のダナ・カネディ事務局長は、受賞理由について次のように述べた。「権力と富を握り、弱みに付け込み性犯罪を犯す人間たちは、長い間被害者たちを抑圧し、野蛮な行為をし、黙らせた。(ニューヨーク・タイムズやニューヨーカーなどの報道機関は)その責任を追求した。その結果、全世界的に女性に対する性的虐待について深く考えるきっかけを与えた」。
ピュリツァー賞、「MeToo」ムーブメント起こしたセクハラ報道が受賞

ところが、日本ではなかなか「#MeToo」ムーブメントは広がらない。
下記のような音源まで公表されているのだ。
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「週刊新潮」2018年4月19日号

にみかかわらず、財務省は完全否定の上、被害者を出せと文書でコメントした。
2018年4月17日 (火) セクハラ財務省に充満する腐臭/ABEXIT(6)

麻生太郎財務相は記者団に対し、「(女性記者)本人が申し出てこなければどうしようもない」「こちら側も言われている人の立場も考えないと。福田の人権はなしってわけですか」などと言っている。
安倍首相も『総理』の著者・山口敬之に関して、知らんぷりを決め込んでいる。
⇒2017年5月12日 (金) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑/アベノポリシーの危うさ(206)
⇒2017年5月15日 (月) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(続)/アベノポリシーの危うさ(208)
⇒2017年6月 3日 (土) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(3)/アベノポリシーの危うさ(224)
⇒2017年6月21日 (水) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(4)/アベノポリシーの危うさ(239)
2017年12月 8日 (金) スパコン補助金詐取容疑者と山口敬之/アベノポリシーの危うさ(326)

こんな男たちが君臨しているようでは、「#MeToo」は広がり難い。
しかし、当然のことながら、福田財務次官は辞任することになった。
海外メディアには、加害者をかばう麻生大臣、安倍政権の問題に疑問を呈す海外報道もあった。

 代表的なのが、13日電子版で「I won’t discipline mandarin over sex claim, says Japan minister」(性被害を告発された官僚を更迭するつもりはない。日本の大臣が発言)との見出しを打った英紙タイムズだろう。
 冒頭から麻生太郎財務相を主語に、〈女性記者へのセクハラが告発された事務次官の更迭を拒否したのち、今日、新たな批判を巻き起こした〉と辛辣に書いた。同紙は「週刊新潮」の報道をもとに「Can I touch your breasts?」などの福田次官の破廉恥発言や、その後の政府対応を紹介しながら、麻生財務相が福田次官の更迭やさらなる調査をしない考えを示したことを取り上げている。

安倍・麻生コンビは、日本の民意と乖離していると同時に、国際感覚が欠如しているのだ。

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2018年4月18日 (水)

安倍首相、昭恵夫人、柳瀬氏の朝貢訪米/ABEXIT(7)

「森友・加計」疑惑の渦中の安倍首相、昭恵夫人、柳瀬唯夫経済審議官(元首相秘書官)が揃って、日米首脳会談のために訪米した。

 安倍首相は出発前、首相官邸で記者団に「北朝鮮、経済の問題について日米の連携を確認し、強固な日米同盟の絆を発信したい。じっくりひざを交えて話をしたい」と語った。
 首脳会談は2日間にわたりトランプ氏の別荘で行う予定。北朝鮮による日本人拉致問題についても「米朝首脳会談に向けて、解決に向かって前進するよう全力を尽くす。トランプ大統領とすりあわせをしたい」と述べた。経済については「インド太平洋地域の成長を日本と米国がリードするという共通認識にたって意見交換したい」と話した。
安倍首相、日米首脳会談へ出発 「同盟の絆発信したい」

初日の会談はトランプ米大統領がフロリダ州に持つ別荘「マール・ア・ラーゴ」で、なごやかな雰囲気で行われたようだ。
トランプ氏は「もし可能なら、時間が許せば、我々は明日の朝、こっそりと抜け出して、ゴルフをプレーするつもりだ」と発言したそうだが、もちろん綿密なすり合わせの上予定されていたことである。 

会談の議題は次のようであるとされる。
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試練の日米首脳会談 フロリダで17、18日に

貿易が主要課題であることから、柳瀬審議官も同行したのであろうが、加計問題が政局の焦点になっている時に、余人では難しかったのか?
柳瀬氏は、面会が国会で審議された昨年7月、「愛媛県職員らと面会した可能性を認めていた」と周辺に漏らしていたという情報もある。
帰国後、厳しい攻勢に晒されることになろう。
佐川財務長官に次ぎ、福田財務次官も辞任するということだから、安倍政権の大きな失点にはなるだろう。
麻生財務大臣や安倍首相も、まさか官僚だけの責任にはできないだろう。

安倍訪米は、祖父・岸信介以来の「朝貢」外交から逃れられないことを示すだろう。
岸は、戦前の商工省のエリート官僚で、満州国の産業部次長や総務庁次長に就任し、A級戦犯容疑で、巣鴨拘置所に入れられていたが、冷戦のため日本を反共のトリデにすることになり、アメリカ政府が釈放した。

岸はアメリカから資金援助を得て出所したと言われている。
2009年2月10日 (火) 岸信介と児玉誉士夫

 『週刊文春』2007年10月4日号は,「岸 信介はアメリカのエージェントだった!」と題する特集を組んだ。この特集が特筆されるのは,岸 信介元首相がこれまでいわれていた「CIAの同盟者」ではなく,「CIAのエージェント(代理人,スパイの意味)」だったと断定していることである。同特集は,ミューヨーク・タイムズの現役記者,ティム・ウィナーの著書 “LEGACY of ASHES,The History of the CIA” (『灰の遺産-CIAの歴史』2007年6月発行)から
岸 信介 - 佐藤栄作 ー 安倍晋三   CIAの手先家系図秘話

岸を尊敬する安倍首相はアメリカの命に従わざるを得ない運命にあるのだ。
「永続敗戦の構造」の根幹はそこにある。
2017年11月 7日 (火) トランプ大統領にへつらう安倍首相とマスメディア/永続敗戦の構造(12)

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2018年4月17日 (火)

セクハラ財務省に充満する腐臭/ABEXIT(6)

「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する:Power tends to corrupt, and absolute power corrupts absolutely.」という有名な言葉がある。
イギリスの歴史家・思想家・政治家のアクトン卿の言葉であるが、現在の日本にそっくり当てはまることは、多くの人が首肯するところであろう。
「森友疑惑」の渦中で、財務省次官という当事者の驚くべきセクハラ発言が報じられている。
「週刊新潮2018年4月19日号」の記事である。
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さすがに辞任必至と多くの人が思ったであろうが、財務省の対応は別であった。

驚くべきことに、全面否定の上、脅迫のような文書を出したのである。
その一端は下記のようなものである。
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つまり、報道各社に対し、「被害者を差し出せ」と脅しをかけているのだ。
セクハラは、上司と部下、発注者と受注者等、力関係が非対称な場合に起こりがちである。
記者と取材先というのもまさに典型であろう。
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「森友・加計」の隠蔽が問われている時に、又しても隠蔽をしようというのであるから、骨の髄まで腐っているとしか言えない。
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当の福田財務次官は、酒場等におけるジョークという弁解をしているようだが、これも典型的なセクハラ男の言い訳である。
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金子雅臣『壊れる男たち―セクハラはなぜ繰り返されるのか』岩波新書(2006年2月)
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驚くべきことに、池田信夫という男は、被害者の属性に疑義を呈している。
彼も「壊れている」のかも知れない。
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準強姦容疑者・山口敬之を擁護したことがあるように、女性蔑視、弱者蔑視のクセ(?)が抜けないようだ。
彼らは「ハニートラップ」とか「枕営業」などの言葉をよく使う。
女性というよりも他人に対する尊厳の意識が著しく欠けているのだろう。
「女性が輝く社会」とか「働き方改革」などの言葉がいかに空々しいか。
往生際の悪いのは安倍政権に通有だが、傷口を広げることになるだろう。
まったく腐臭が充満した政権であるが、その中にいると臭いにマヒするのかも知れない。

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2018年4月16日 (月)

柳瀬氏は何故面会の事実を否定するのか?/ABEXIT(5)

愛媛県と柳瀬首相秘書官(当時)の証言が食い違っている。
「面会したか、しなかったか」「愛媛県は内閣府を訪問したか、していないか」
これは二者択一であるから、どちらかの誤りである。
認識そのものが違うのか、意識してウソをついているのか?
片や「記録に基づき」、他方は「記憶している限り」である。
どちらの言い分を取るか?
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しかるに、安倍首相は「柳瀬を信頼している」と答弁している。
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東京新聞4月12日

見当違いも甚だしいと言わざるを得ない。
「信頼しているか、否か」は問題の本質ではなく、「事実」判断の問題である。
麻生財務相も、セクハラが報じられている次官について、能力は問題がない、などとトンチンカンな発言である。
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揃いも揃って、「バカか!」と言いたくなる。
そりゃあ、次官になるのだから、仕事の「能力」は高いのだろう。
能力とセクハラに関係はない。
もっとも、安倍内閣では、倫理意識の欠如している方が適合性が高い、という指摘もあるが。
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それにしても、柳瀬氏は何でそんなに事実を認めないのだろうか?
事実関係であるから、いずれ明白になることである。
現に名刺も出てきているのだ。
「会っていない」は、「いくら何でも、いくら何でも」ムリと言うものだろう。
ウソは明白であるが、記憶がないとしたら記憶障害である。
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柳瀬氏は、「首相案件」と話すことは「あり得ない」と言っているが、そうだろうか?
なお「首相案件」は、国家戦略特区のことだといった安倍擁護論もあるようだが、それもムリだろう。
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まさに安倍首相が、「首相案件」だという指示をしたからこそ、皆が一所懸命否定しようとしているのである。
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時系列で精細に辿って見せた上記記事を引用して見れば、真偽は明らかである。Ws000002Ws000003

それにしても「男たちの悪巧み」とは、言い得て妙ではあるが、普通は控える表現だろう。
夫が度外れていると、妻も度が外れる。
結局、似合いの夫婦なのだ。

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2018年4月15日 (日)

国会前の警察バリケード決壊/ABEXIT(4)

市民・国民の「安倍内閣総辞職要求」も高まっている。
昨日は安倍退陣を要求する大規模デモが行われた。
60年安保には比べくもないが、これからが重要だろう。
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ツイッターにも、警察のバリケードが決壊する動画が多数投稿されている。
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組織的な動員は少なく、ごく一般的な市民・国民が中心だったようである。
もちろん、私を含め、「行きたかったけど、行けなかった」人の数は測り知れない。
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それを小野田紀美(自民党・参議院議員)という人は、小ばかにしたように言う。
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何が「すごいシュール」だ。
安倍政権のデタラメに怒っている人の姿であることは、地元に帰っている夫子自身も認識しているだろう。
プラカードを見れば、怒りが安倍夫妻を向いていることは明らかである。
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小野田という名前を記憶に刻んでおこう。

しかし、所用があって見ていないが、NHKは19時のニュースで放映しなかったらしい。Nhk

NHKの小林という報道局長が、今井秘書官と昵懇だという。
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安倍政権は、どこから見てもチェックメートであるが、首相はシリア攻撃というタイミングで、トランプ大統領に会いにアメリカに行くという。
ゴルフも予定されているらしいが、朝貢外交もいい加減にしないと、他国から相手にされなくなるだろう。
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