思考技術

2018年9月23日 (日)

杉田水脈問題は「総理案件」/メルトダウン日本(38)

「新潮45」が杉田水脈の言動の擁護特集をして炎上している。
10月号で、杉田水脈を擁護する特集を組んだ。Photo

この執筆陣を見れば、「新潮45」が「月刊HANADA」路線に転向したと思われる。
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いわゆる炎上商法と思われるが、所詮キワモノであって、その効果は短期的にはともかく長期的にはないだろう。
さすがに新潮社も社長名でコメントを出した。Ws000000

しかし一般論に留まっているのではないかという批判がある。
私の見解は既に記載した通りである。
2018年7月24日 (火) 杉田水脈議員の発言にみる自民党のホンネ/ABEXIT(77)
2018年8月 2日 (木) 安倍応援団が杉田水脈を批判/メルトダウン日本(3)

「新潮45」の小田嶋隆氏の日経ビジネスオンライン誌『「新潮45」はなぜ炎上への道を爆走したのか』が本質を衝いていると思う。
要は杉田水脈問題は「総理案件」だということである。

 ここから先が、杉田案件の肝だ。
 結論を述べる。
 私は、杉田論文があれほどに燃えたのは、あれが「総理案件」だったからだと考えている。
 つまり、あの論文を書いたのが、安倍晋三首相のお気に入りの女性議員で、一本釣り同様の経緯で地方ブロックの比例第一に配せられた特別扱いの議員だったことこそが、見逃してはいけない背景だということだ。
 杉田議員は、様々な場所で総理の内心を代弁する役割を担ってきた議員だった。だからこそ、あれを読んだ勘の鋭い読み手は、行間に見え隠れする総理の顔に、慄然とせずにおれなかったのである。
 「もしかして、安倍さんって、こんなことを考えてるわけなのか?」
 と直感的にそう感じた人々が、ある意味過剰反応した、ということだ。
 経緯を振りかえってみるに、あの論文がさんざん批判されて問題視された直後、自民党内の反応は、何かを恐れているみたいに異様に鈍重だった。

確かに、安倍首相は一貫して杉田水脈氏を擁護してきた。
2018年8月 5日 (日) 杉田水脈擁護を変えない安倍首相/メルトダウン日本(6)
石破氏も杉田候補が比例第1位だったことは知らなかったと公表しているのであり、まさに首相の秘蔵っ子である。
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2018年9月22日 (土)

醜悪な安倍支持者たち/メルトダウン日本(37)

自民党総裁選のニュースがイヤでも目に入ってくる。
最終的な結果は以下の通りだった。
安倍晋三首相は553票(国会議員票329票、地方票224票)
石破茂元幹事長は254票(国会議員票73票、地方票181票)
2018年9月20日 (木) 最後までお粗末ぶりを発揮した総裁選/メルトダウン日本(35)

話題になっているのは、地方票の出方である。

 蓋を開けたら45%の得票という、想像以上の結果。さらに、19日までに石破支持を表明した議員は50名弱。議員票73票という結果は、20名近く“隠れ石破系”がいることを示した。
 広報を担当した平将明・衆院議員は会場を出るときに満面の笑みを浮かべていた。それは石破茂氏も同様だった。記者のぶら下がり取材を受けた石破氏は終始、笑顔を浮かべ、結果について
「未来永劫、続く政権はない。今回のありがたい結果に満足することなく、改めるべき点は改め、国民の思いに反することがないようさらに努めていきたい」
 と語った。総裁選後に集まった石破系グループの会合は祝勝ムードが漂っていたという。
 一方、3選を果たした安倍晋三・総裁も支持議員を集めて会合を持ったが、司令塔だった甘利明・選対事務総長は顔面蒼白。石破氏が安倍氏より票を上回った県選出の議員は苦虫を噛み潰したような表情だったという。安倍氏は笑みを浮かべていたが、陣営は沈痛な面持ちだった。
自民党総裁選、満面の笑みの石破氏、顔面蒼白の甘利氏、無表情の進次郎氏

不快ではあるが、考え方によっては面白いのが安倍応援団の言動である。
甘利明・選対事務総長は甘利氏に苦言を呈していた。
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自民党・甘利氏が石破氏に苦言呈す

私(たち)は、甘利氏のあっせん利得疑惑を忘れてはいない。
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麻生財務相の感想は、

麻生氏は同日午後に開いた麻生派の会合のあいさつで、2012年の総裁選での決選投票と比べ、国会議員の数が増えたにもかかわらず石破氏の国会議員票が減ったことに触れ、「どこが善戦なんだ」と指摘。
石破氏「善戦」に、麻生氏「どこが?」 総裁選巡り舌戦

どのような感想を持とうと勝手だが、口を曲げてしゃべるのが性格が曲がっているのを現わしている。
昨年の兵庫県知事選に立候補した勝谷誠彦氏は、自民・公明・民進・社民推薦の現職に対して、惜敗率68.5%で敗れた。
これを善戦と見るかどうかは人それぞれであろう。

私は、この国を「偽装国家」と喝破した勝谷氏の目を信頼する。
2018年9月 4日 (火) 偽装国家の本領(2)障害者雇用/メルトダウン日本(25) 
2018年9月 3日 (月) 公文書管理と偽装国家の本領/メルトダウン日本(24)

その勝谷氏が偽装の元締めの安倍首相の盟友であることを自慢する心情が分からない。

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2018年9月21日 (金)

改憲前のめりの安倍首相の危うさ/メルトダウン日本(36)

自民党総裁選で現職の安倍首相が三選された。
歴代内閣で最長も視野に入ってきたが果たしてその基盤は万全だろうか?
なりふり構わない選挙戦で、地方票が約55:45だったのは、安倍陣営にとっては想定外だったのではないか。
にもかかわらず、というかであるが故になのかは分からないが、改憲に前のめりである。
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東京新聞9月21日

安倍首相が思い描いているスケジュール感は以下のようだという。
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東京新聞9月12日

しかし、アクトン卿の有名な言葉に「権力は腐敗しがちであり、絶対権力は絶対に腐敗する」がある。

石破茂元幹事長は当初「正直、公正」をスローガンに掲げた。
しかし党内から「個人攻撃だ」という不可解な批判を受けた。
いわゆる「モリカケ」問題で「不正直、不公正」であったことは、多くの国民の共通認識であろう。
また、石破氏支持の地方議員が首相官邸の幹部から恫喝(どうかつ)されたと公表し、石破派の閣僚が辞任を求められたとされる問題も発覚した。
2018年9月 1日 (土) 自民党総裁選の「公正」を嗤う/メルトダウン日本(22)
2018年9月14日 (金) 無法地帯化した自民党総裁選/メルトダウン日本(30)

そういう政治が続くとしたら、まさに「絶対権力は絶対に腐敗する」そのものであろう。

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2018年9月20日 (木)

最後までお粗末ぶりを発揮した総裁選/メルトダウン日本(35)

自民党総裁選の最終日、安倍首相はいつものJR秋葉原駅前に現れた。
駅前ロータリーには、日の丸の小旗をふる聴衆が大集結していたが、日の丸を振る安倍応援団だけではなく、業界団体にまで大々的な「動員」をかけていたのだ。

安倍首相が演説をおこなった街宣車に近い歩道は、カラーコーンとバーで通行を規制し、もっとも眺めがいい2階の通路正面側には鉄柵が張り巡らされ、自民党スタッフがこう言って立ちはだかった。
「動員の方ですか? ステッカーを見せていただかないとここには入れません」

街頭演説といえども、厳重に固められた擁壁の中でしかできないのである。
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安倍首相が秋葉原街宣で大量の組織動員! 係員が「動員の方ですか?」とステッカー提示求め一般市民を排除

秋葉原には、籠池夫妻も顔を見せていたらしい。

籠池泰典被告は、「全部うそだろ。うそは言ったらいかん」と話した。
籠池泰典被告は、妻の諄子被告とともに、秋葉原駅前の安倍首相の演説会場に現れ、政権運営の実績などを訴える姿を終始無言で見続けた。
そして、演説終了後は、報道陣の問いかけにほとんど応じることなく、会場をあとにした。
籠池被告夫妻 安倍首相の演説会場に

良そう通り通り安倍首相が三選された。
最終的な結果は以下の通り。
安倍晋三首相は553票(国会議員票329票、地方票224票)
石破茂元幹事長は254票(国会議員票73票、地方票181票)
目安は以下のように言われていた
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民党総裁選を速報中/安倍氏が総裁連続3選 石破氏は8県で上回る

予定調和のような結果であるが、これは今後の自民党にどういう意味をもつのであろうか?
安倍圧勝であっるが、政権の先行きには多難が予想される。
というのは、第三者的の視点で見れば、安倍政治が外交でも内政でも行き詰っていることは明らかであるからだ。

安倍首相が信頼していたはずのトランプ大統領もプーチン大統領もはっきり安倍首相に冷淡である。
2018年9月18日 (火) 日ロ首脳会談と安倍外交の評価/メルトダウン日本(33) 

アベノミクスと称する経済政策も、潤うのは大企業ばかりで、トリクルダウンについても安倍首相自ら「トリクルダウンと私自身が言ったことはない」と否定するありさまである。
景気回復の実感のない人がほとんどである。3

選挙戦に際して、石破派所属の斎藤健農林水産相が「安倍応援団の一人に『石破さんを応援するのなら辞表を書いてからやれ』と言われた」と明かした。
首相は「本当にそういう出来事があったのか、陣営に聞いた。みんな『あるはずはない』と大変怒っていた。そういう人がいるのであれば名前を言って頂きたい」と斎藤氏の発言を否定した。
この言い方は、財務省がセクハラ被害を訴えた女性記者に「名乗り出よ」と言ったのとそっくりである。[

既に、西村官房副長官による岡田裕二神戸市議への圧力がメディアで報じられている。
2018年9月14日 (金) 無法地帯化した自民党総裁選/メルトダウン日本(30) 
斎藤大臣に対しても同様の圧力はあったと思うのが自然であろう。
しかも安倍首相自身が、「あった」ことを前提に話しているのである。

 たとえば『news every.』(日本テレビ)では、「角福戦争のころは私も親父の秘書をしていましたからよくわかっているんですが、こんなもんじゃないですよ」「私も何回も負ける総裁選挙をやりまして、もっと激しい言葉がありましたよ、何回も」などと弁明。ようは、“私だっていろいろ圧力をかけられてきたんだからツベコベ言うな”と言いたいらしいが、開き直りとしか言いようがない。
 その後に出演した『報道ステーション』(テレビ朝日)でも、安倍首相は圧力問題について「私だって若い議員のころ、野中(広務)さんやなんかに歯向かっていきましたよ、それは。あのときのね、平成研支配のほうが私の時代よりもね、全然(圧力が)強いですよ」などと主張。長らく自民党を担当してきた元共同通信政治記者のコメンテーター・後藤謙次氏が「私はそうは思わないですね」と返すと、発言を無理やり遮って「それは後藤さんが平成研の番だったからじゃないですか」とお得意の陰謀論で攻撃する始末だった。
 しかもこの男、息をするように嘘をつく。たとえば安倍首相は『報ステ』のなかで、橋本龍太郎と小泉純一郎が争った1995年総裁選のエピソードを持ち出し、「私も小泉応援団だったんですが、そんときわれわれもですね、一度、けっこう圧力をかけられてねってことを結構、みんな言ったんですが」として「こういう(圧力の)話はよくある」と正当化。そこでMCの富川悠太アナウンサーから「実際にそのときは(圧力が)あったんですね?」と訊かれるのだが、すると、安倍首相は笑いながらこんな軽口を叩いたのだった。
「いや、ほとんどないんです(笑)。ないけど、われわれもそう言ったほうが、いわば陣営かわいそうだなっていうことにもなりますし。ただ、実際にあったかもしれませんし、私にはまったくなかったな」
 つまり、安倍氏によれば、自分には圧力がなかったにもかかわらず「圧力を受けた」とウソを言いふらしていたというのである。もっとも、この宰相が“類い稀な嘘つき”であることはいまや公然の事実であるが、ひどいのは“自分たちも圧力をかけられたとウソをついて同情を誘ったことがある。だから斎藤もウソをついてるんじゃないか”と誘導していることだ。いやはや、実に大した人間性である。
安倍首相がまたやらかし! 加計とのゴルフ追及に「テニスならいいのか」、圧力問題では自分で嘘をバラし犯人を示唆 

自分には圧力がなかったにもかかわらず「圧力を受けた」とウソを言いふらしていた」ということをフェイクと言う。
「安倍対石破」という構図で眺めれば、圧倒的に石破の方がまともなようだ。1809192
東京新聞9月19日

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2018年9月19日 (水)

「NEWS23」で露呈した安倍首相の認識力/メルトダウン日本(34)

9月17日(月)のTBS「NEWS23」で、キャスターの星浩氏らが、安倍・石破に質問した。

 話せば話すほどボロが出る。国会議員だけじゃなく、全国の自民党員からも「もうテレビに出さないでくれ」と悲鳴が上がっているという。20日投開票される自民党総裁選を前に、安倍首相と石破元幹事長が17日に民放テレビ局をハシゴして“直接対決”したのだが、あまりに支離滅裂の安倍首相の受け答えに唖然ボー然だった。
 とりわけ酷かったのが、安倍首相が加計学園の加計孝太郎理事長とゴルフや会食を重ねていたことについて、司会者が「加計さんは、いずれ利害関係者になる可能性があった。まずかったという気持ちはあるか」と質問した時の安倍首相の答えだ。
「ゴルフに偏見を持っておられると思います。ゴルフはオリンピックの種目にもなっていますから」「ゴルフは駄目でテニスや将棋はいいのか」
 はあ? 一体、何を言っているのか、この男は。司会者は、首相という絶大な職務権限を持つ身であるならば、知人であっても利害関係者とのゴルフや会食は控える必要があったのではないか――という倫理観や認識をただしたのだ。
錯乱答弁を連発 テレビ討論でバレた安倍首相の薄っぺらさ

視聴していた私は、これでは議論がかみ合わないな、と思わざるを得なかった。
もちろん私ばかりではないようで、ツイッターのTLがこの件で賑わっていた。
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さすがに呆れた声が多いのだが、自民党には通用しないのであろう。4

国会での安倍内閣の答弁が「ご飯論法」とか「信号無視論法」という言葉で説明された。
2018年6月27日 (水) 「ごはん論法」と「信号無視論法」では議論にならない/ABEXIT(62)
改めて2つの話法・論法の説明を見てみよう。
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ハーバー・ビジネス・オンライン (編集)『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」 (SPA!BOOKS) Kindle版』扶桑社(2018年8月)

それでは冒頭のような安倍首相の言葉は何と名付ければ良いのだろうか?
やはり「錯乱」が最も妥当なのか?
恐ろしいのは、このような認識力の男が、自民党総裁=総理大臣になってしまうということだ。
国民の責任は大きい。

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2018年9月18日 (火)

日ロ首脳会談と安倍外交の評価/メルトダウン日本(33)

安倍首相が自信満々で臨んだ「東方経済フォーラム」で、プーチン大統領から、12日、「あらゆる前提条件を抜きにして、年末までに平和条約を結べないか」と投げかけた。
北方領土の帰属を確認してから平和条約を締結することで従来日露両国は原則合意しており、発言に先立つ日露首脳会談でもプーチン氏はこの種の発言をしていないが、この突然の「提案」は、政局にどう影響するであろうか。1809132
東京新聞9月13日

折しも自民党総裁選の大詰めであるが、20日の投開票まであと少しというところで、突然、海外から大型のハリケーンが安倍総理を襲ってきたという評者もいる。
安倍支持者から「外交の安倍」と言われている分野で、「親しい関係」を強調してきた米国のトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領から、「裏切り」ともとれる発言が相次いでいるのである。

総裁選告示の7日に、トランプ大統領自身が、「通商問題で日本がしかるべき対応をしなければ、安倍総理との良好な関係も終わる」と発言した。
ワシントンポスト紙がかつての日米首脳会談の席で、トランプ氏が「パールハーバーは忘れない」と発言し、通商問題にも厳しく当たると書いていた。
しかし、これらは反トランプ勢力のメディアによるもので、必ずしもトランプ大統領の意図を反映したリークではないかも知れない。
しかし、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の論説は、トランプ大統領自身との電話で得た情報とされるので、フェイク・ニュースと切り捨てるわけには行かないだろう。

「東方経済フォーラム」でのプーチン大統領の発言は、完全に安倍首相が(外務省が)想定していなかったことであろう。
何故ならば、曖昧な苦笑いしかできなかったからである。
もし「平和条約はもちろん望むところだが、その前に領土問題を」とか切り返していれば核国首脳が受ける印象はかなり異なったものだっただろう。

安倍首相の説明は例によって虚言が含まれているようである。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は16日放映のロシア国営テレビのインタビューで、プーチン大統領が12日に前提条件なしの年内の日本との平和条約締結を安倍晋三首相に提案したことに関連し、安倍氏本人からの反応はなかったと語った。
 安倍氏は16日のNHK番組で、プーチン氏の提案があった後に2人でやりとりを交わし、北方領土問題を解決して平和条約を締結するのが日本の原則だと直接反論したと明らかにしたが、ペスコフ氏の説明とは食い違うことになる。
 ペスコフ氏は、プーチン氏の提案後に「実際に安倍氏本人から反応はなかった。東京と外交官から反応があった」と話した。
平和条約締結、首相の説明と相違 ロ報道官「本人からの反応なし」

平和条約締結ということは、その時点で両国の国境が確定することを意味する。
北方領土は第二次大戦でソ連の領土となったということを前提に条約を結ぶわけで、そうなると北方領土交渉はできなくなることになる。
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現実的には領土問題に拘らないという選択肢も可能だと思うが、それではコアな支持層が納得しないのではなかろうか。

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2018年9月15日 (土)

東京五輪とアマスポーツ界の「脳筋」人脈/メルトダウン日本(31)

東京オリ・パラリンピックが不安である。
自然災害が続いている中で、本当に実施すべきか冷静に考える必要がある。
まして今年に入ってから、アマスポーツ界が不祥事の連続である。
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東京新聞9月1日

レスリングの栄コーチ、アメフトの悪質タックル、ボクシングの山根会長、体操の塚原夫妻・・・。
それぞれかなりキャラが立っていて格好のワイドショーネタになっている。
しかし、こう連続すると構造的な問題と考えるべきであろう。

「脳みそが筋肉」すなわち大脳皮質などの発達が遅れている人を指して「脳筋」というらしい。
そう言えば東京五輪大会組織委員長は、「サメの脳みそ」と呼ばれた森喜朗氏だ。
コラムニスト勝谷誠彦氏はかつて『バカが国家をやっている』(2008年10月)がある。Photo_2
まさにその通りなのだが、「お友達」の安倍首相はどうなのか?
勝谷さんに森と安倍に対比をして頂きたい。

森氏を頂点とするアマスポーツ界の脳筋人脈図がある。
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アマスポーツ闇の脳筋人脈まとめ

なるほどなあ。
だけど、これに体操、重量挙げ、レスリング、駅伝、アイスホッケー・・・・・・だからなあ。

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2018年9月14日 (金)

無法地帯化した自民党総裁選/メルトダウン日本(30)

自民党総裁選とは何だろう?
現在の国会議員の議席数からすれば、事実上の総理大臣選挙である。
しかし、奇妙というか、世の常識に照らして、如何かと思うようなことばかりである。
自民党総裁選で石破氏が「正直、公正」と言ったら、自民党内部から「個人攻撃だ」という非難の声が上がったことも不思議といえば不思議である。
2018年9月 1日 (土) 自民党総裁選の「公正」を嗤う/メルトダウン日本(22)

「正直、公正」が学級委員の選挙みたいだ、という批判は未だしも分かる。
個人攻撃だというのは、相手候補が「正直、公正」ではないことを認めたということと同じであろう。

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しかし、やっぱり安倍首相は「正直、公正」を掲げられるとイヤなんだろうな。
自分は、立候補表明を桜島をバックにした映像で、NHKに放映させているくせに、である。
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「西郷どん」人気にあやかろうという魂胆が軽薄である。
しかし、こともあろうに「薩長同盟」を持ち出すのは、いかにもアナクロである。
2018年9月 2日 (日) 安倍首相の無神経な「薩長同盟」発言/メルトダウン日本(23)

そんな中で余りにも露骨な地方票に対する圧力があった。
神戸市会議員に対する官邸からの圧力であるが、これが逆効果だったようである。
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官邸筋とは誰のことかと思っていら、赤坂自民亭で名を上げた(?)西村官房副長官だという。
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「日刊ゲンダイ」9月13日

「特命内閣参与」の飯島勲氏といい、安倍周辺はどうしてこう低レベルな人間が多いのか。
2018年7月15日 (日) 「赤坂自民亭」の耐えられない軽さ/ABEXIT(74) 
2018年9月 1日 (土) 自民党総裁選の「公正」を嗤う/メルトダウン日本(22)

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2018年9月13日 (木)

この問題は、本当の問題です/知的生産の方法(179)

「分数のできない大学生」が話題になったことがある。
岡部恒司、戸瀬信之、西村和雄新版 分数ができない大学生』ちくま文庫(2010年3月)(原著は東洋経済新報社(1999年6月))という書籍もある。
2015年4月18日 (土) データからインテリジェンスへ/知的生産の方法(118)

新聞に次のような広告が載っていた。180907

ACジャパンが作成した、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの支援CMであるが、SNSで大きな話題を呼び、1万RTを超えるツイートもあるという。
まあ、典型的な文章題といえるが、「分数のできない大学生」には難しいかも。
書いてあることを正しく読解すればそれを式に置き換えれば計算できるわけだが、「問題」は読解する力である。

東大合格レベルの学力を持ったロボット=東ロボくん=の開発を目指していた新井紀子国立情報学研究所教授らが、方向転換を余儀なくされたのが「読解力の壁」であった。
東ロボくんは、例えば代ゼミの理系数学などにおいては偏差値76.2に達しており、一般の高校生に比べれば高い学力に達していたともいえる。
東大2次型の記述模試でも偏差値50以上を取っていた。
しかし、新井教授らはニューラルネットワークを真似るアーキテクチャでは限界があると判断せざるを得なかったのである。
2017年2月11日 (土) 読解力の研究(1)東ロボくんの方向転換/知的生産の方法(165)

ACジャパンのCMの意図は、文章題の奥にさらに「真の問題」が存在することを訴求するものであった。
・公共交通機関もなく、まともな道路も整備されていない中で、何時間も歩いて学校に通うこと。
・1日中、両親の手伝いやきょうだいの世話に追われること。
問題文にある「サラ」は、セーブ・ザ・チルドレンが世界各地で支援している子どもたちをモデルにしたものである。
例えばイエメンである。

イエメンでは2015年ごろから内戦が激しくなり、多くの地域で学校や病院が機能しなくなっています。
経済も崩壊し、総人口の約8割に当たる2220万人が人道支援を必要とし、その半分は子どもたち。多くの学校が破壊されたうえ、空爆や砲撃が激しく通学も危険な状況で、子どもたちの4分の1は学校に通えません。
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「この問題は、本当に問題です」このCMの背景には、本物の難問が数々

ACジャパンの意図は、人は問題を出されればつい考えてしまうとことに着目し、つまり問題文に真剣に向き合うことによって、本来のメッセージである子どもの権利について、多くの方々に深く考えてほしいということだという。
問題は重層的であり、表面だけを捉えるのではいけないということである。

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2018年9月12日 (水)

ネトウヨ的原発推進派のお粗末さ/メルトダウン日本(29)

奇妙なツイッターが評判になっている。
北海道の胆振東部地震で、全道停電という事態に関連して、だから原発を稼働させよ、という趣旨のものだ。
例えば、はすみとしこ氏のアカウント(左側)と猫組長名のアカウントによる投稿である。
「柏原発」の稼働を問題にしているのだ。
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柏の東大キャンパスには一頃よく行ったが、原発とはどういうことだ?
柏崎刈羽の略?
としたら、論旨が通らない。

どうやら「泊原発」の間違いのようだ。
しかし、揃って間違うだろうか?
しかも上の画像に見るように、タイムスタンプが同時刻である。

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誰にでも間違いはある。
しかしこれは間違いというよりも、組織的なデマと言うべきであろう。

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はすみとしこ氏は削除しているが、以下のように反省をしている様子はない。Photo_4

小学生以下と言うべきであろう。
はすみとしこ氏は、Facebook上の「安倍総理を支える会」の中心的な人物とされる。
『そうだ 難民しよう!
というイラストを自身のFBに投稿し、同名の著書を出版した。
2015年12月31日 (木) 表現の自由と志/知的生産の方法(140)

「猫組長」の素性に行いては良く知らないが、山口組系の元組長らしい。
DIAMOND Online誌に『山口組系元組長が「フクシマ未来都市計画」をぶち上げ支援に動き出した理由』という記事がある。
中央が「猫組長」こと菅原潮氏であるが、この記事だけではよく分からない。
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しかし、「泊」と「柏」に違いに鈍感だった人が国際投資家だというが、どんな実績があるのだろう?
このようなデマゴギーを排除していくためにも、晒し続けることが必要ではなかろうか。Photo_6

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