書籍・雑誌

2017年4月17日 (月)

森友疑惑(46)昭惠夫人と反社会的勢力/アベノポリシーの危うさ(183)

安倍昭恵首相夫人は、さまざまな“疑惑”の現場に足跡を残している。
⇒2017年4月12日 (水):森友疑惑(44)重要参考人・安倍昭惠/アベノポリシーの危うさ(181)

当然、公的な場で発言(釈明)すべきであるが、Facebookでコソコソと弁明して、事足れりと考えているようである。
しばらく自粛していれば、嵐が過ぎるだろうと考えているのかも知れないが、そうは問屋が卸すまい。
「週刊新潮」4月20日号は、ついに『「安倍昭恵」と反社会的勢力』という記事を載せた。
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記事によれば、安倍総理のおひざ元の下関市に、昨年8月、「UZUハウス」という宿泊施設が開業した。
昭惠夫人が東京で経営する居酒屋「UZU]の姉妹施設だ。
6階建て、延べ床面積1000平米だという。
まあ、余り繁盛しているようではない。

それはともかく、この建物は、住専所有になり、競売にかけられた。
落札したのは地元の不動産業者だったが、増資マフィアと呼ばれる株ブローカーと親交があった。
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まあ、紹介するだあけでも、怪しい登場人物である。
そういう人脈に無頓着に身を置いてしまうのだ。
呑気に「桜を見る会」では異常なハイテンションだったようである。
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「日刊ゲンダイ」4月18日

どうも勘違いの夫婦のようだが、まだ追及は終わっていないのだ。
⇒2017年4月 9日 (日):森友疑惑(43)昭惠夫人の壮大な勘違い/アベノポリシーの危うさ(180)

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2017年4月16日 (日)

大岡信『春のために』/私撰アンソロジー(45)

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4月5日に亡くなった大岡信は、昭和6年、満州事変の年に静岡県三島市に生まれ、旧制沼津中学在学中に詩作を始めた。
⇒2017年4月 7日 (金):ことばの魔術師・大岡信/追悼(102)

新幹線三島駅北口に「大岡信ことば館」があるのはその縁である。
⇒2011年7月 9日 (土):「大岡信ことば館」における『私の万葉集とことば』座談会

同館の展示には工夫が凝らされていて面白い。
⇒2012年8月26日 (日):大岡信『二人の貧窮者の問答』/私撰アンソロジー(15)

掲出の詩は処女詩集『記憶と現在』に収められている。
25歳の時の上梓であり、以後詩歌界を牽引してきたことは周知の通りである。
建築家で詩人の渡辺武信氏は、思潮社版現代詩文庫『大岡信詩集』(1969年7月)の解説「大岡信論-感覚の至福からのいたましき目覚め」で、次のように言っている。

詩集《記憶と現在》は、一つの感受性が開花に至るまでの、みずみずしい混沌に満ちた彷徨の記録である。

掲出詩の第三連については、次のように解説している。

 ここでは、視像から視像への動きが、たたみかけるような詩句の呼吸と一体化して、ほとんど官能的な視覚的運動感をつくり出している。次々と提示される視像は決してあらかじめ予定されたスタティクな構図にはめこまれることはない。
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運動が官能的にすら感じられるのは、この詩が戦後の恋愛詩の傑作であり、<おまえ>と呼びかけられているのが恋人であるというような主題からくるのではなく、読む者が言葉にとらえられて一緒に動くというこの感覚からくるのだろう。

見事な読解と言えるが、主題と言葉のリズムが見事に一致しているからこその効果だと思う。
この詩人の新作を読めないというのは寂しいが、死は生命体の宿命である。
そのことを、子ども向けの絵本にしたのが、レオ・バスカーリアというアメリカの哲学者が書い『葉っぱのフレディ-いのちの旅』である。
私には、1998年10月27日の日本経済新聞朝刊のコラム『春秋』と産経新聞朝刊のコラム『産経抄』で、この絵本を紹介した時のことが忘れられない。

掲出詩のような青春を経て、朱夏、白秋、玄冬と季節と同じように、人生も移り変わって行く。
いかに長寿化しようが、死は避けられないのだ。

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2017年4月14日 (金)

森友疑惑(45)女性切り捨て内閣/アベノポリシーの危うさ(182)

安倍首相の夫人昭惠さんが、公人か私人か問題になった。
⇒2017年3月 4日 (土):森友疑惑(12)総理夫人は私人か公人か/アベノポリシーの危うさ(146)

これに対し、政府は3月14日、「公人ではなく私人であると認識している」との答弁書を閣議決定した。
閣議決定までしてもらえる「私人」というのも、論理矛盾のような気がするが、その後明らかになりつつあることは、私人の域を遙かに超えていると言わざるを得ない。
⇒2017年4月 9日 (日):森友疑惑(43)昭惠夫人の壮大な勘違い/アベノポリシーの危うさ(180)
⇒2017年4月 5日 (水):加計疑惑(1)昭恵夫人の関与/アベノポリシーの危うさ(177)
⇒2017年3月25日 (土):森友疑惑(32)焦点となった昭惠夫人/アベノポリシーの危うさ(167)
⇒⇒2017年3月24日 (金):森友疑惑(31)「藪の中」は解明されたか?/アベノポリシーの危うさ(166)
⇒2017年3月18日 (土):森友疑惑(25)昭惠夫人の役割/アベノポリシーの危うさ(160)

公人と認めるにはあまりに逸脱した行動と考えたのだろうが、ムリにムリを重ねた結果、「閣議決定」そのものの権威性を地に落とした。
現在、昭恵夫人付の公務員は5人いる。
その内の2人は首相官邸に常駐しており、谷査恵子氏もその一人だった。
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東京新聞4月11日

このように体制が膨れたのも、安倍首相が「女性が輝く社会」などというスローガンを打ち出し、それに夫人を利用とし、夫人もそれに乗ったからであろう。
しかし実態はどうか?
メッキはすぐに剥げた。
⇒2014年10月31日 (金):「輝く女性」の看板に偽りあり!/日本の針路(63)

安倍首相の基盤である日本会議は、むしろ女性蔑視の傾向が強い。
⇒2014年10月24日 (金):「女性が輝く社会」と「妊娠降格」訴訟/日本の針路(58)
⇒2014年10月21日 (火):安倍首相における女子力認識の勘違い/日本の針路(56)
⇒2016年8月14日 (日):日本をダメにする日本会議という存在(2)/日本の針路(288)
⇒2015年12月26日 (土):日本をダメにする日本会議という存在/日本の針路(268)

安倍首相に、真に「女性が輝く社会」を目指す気がないことは、女性の下着泥棒を疑われている高木毅氏を復興大臣に起用したことにも現れている。
⇒2017年1月17日 (火):不適格大臣列伝(7)高木毅前復興相/アベノポリシーの危うさ(123)
空疎なスローガンのために谷氏らは活躍するはずの未来を奪われたのである。

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2017年4月13日 (木)

原子力事業で破滅の危機の東芝(7)政官との癒着/ブランド・企業論(67)

東芝はどうなるのであろうか?
米国の子会社WHの破綻処理で今期赤字が1兆円を超え、債務超過に陥った。
2年連続で債務超過ならば上場廃止である。
虎の子の半導体事業を分離・売却して損失を穴埋めする計画であるが、2期連続債務超過を回避できるかは不透明だ。
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静岡新聞4月6日

背後に、原子力ムラの事情があったのであろうが、福島原発事故以後も国策として原発を推進してきた自民党政府にも大きな責任があるだろう。
「週刊文春」4月13日号で、『東芝“原発大暴走”を後押しした安倍秘書官』という記事を掲載している。
その人の名は、今井尚哉。

今井秘書官の叔父の今井善衛は、城山三郎『官僚たちの夏』の主人公のモデルと言われ、通商産業省で事務次官を務めた。
また、同じく叔父の今井敬は、新日本製鐵の社長を経て経済団体連合会の会長を務めた。
そういうバックグラウンドもあってか、“影の首相”として権力を振るってきたことが知られている。
⇒2016年11月 7日 (月):「驕るお友達」は久しからず/日本の針路(307)

森友疑惑のキーパーソン・谷査恵子氏の上司である。
今井氏は資源エネルギー庁次長だった経歴からしても諸利権の網の目の中核である。
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「週刊文春」4月13日号

今井氏は、森友疑惑、加計疑惑等にも絡んでいるだろう。
⇒2017年3月27日 (月):森友疑惑(34)林査恵子氏および上司を国会へ/アベノポリシーの危うさ(169)
今後、隠されいた事実が暴かれていくと思われる。

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2017年4月12日 (水)

森友疑惑(44)重要参考人・安倍昭惠/アベノポリシーの危うさ(181)

安倍首相の夫人昭惠さんは、好奇心が旺盛のようである。
そのことは決して悪いことではないが、夫が首相であれば、周りの人が忖度したり、思惑を持ったりすることはあるに違いない。
普通の社会人であれば、そのことを考えて、行動をコントロールするだろう。
ところが、昭恵夫人は「口利きのデパート」「口利きの総合商社」とでも言えようか、見境なく口利きをしていたようである。

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週刊新潮4月13日号

特に、オカルト系に関心があったようで、大麻などの危険性に無頓着な行動になったようだ。
2017年4月 9日 (日):森友疑惑(43)昭惠夫人の壮大な勘違い/アベノポリシーの危うさ(180)

このような夫人の行動にお付き合いせざるを得ない公務員の「お付き」も大変だっただろうと推測する。
⇒2017年4月 8日 (土):森友疑惑(42)「裸の王様」の末路/アベノポリシーの危うさ(179)
⇒2017年4月 2日 (日):森友疑惑(39)安倍家の内情?/アベノポリシーの危うさ(173)
⇒2017年3月30日 (木):森友疑惑(37)ゼロ回答と満額回答/アベノポリシーの危うさ(172)
⇒2017年3月27日 (月):森友疑惑(34)林査恵子氏および上司を国会へ/アベノポリシーの危うさ(169)
⇒2017年3月26日 (日):森友疑惑(33)Faxの林査恵子氏は南アメリカへ?/アベノポリシーの危うさ(168)
⇒2017年3月25日 (土):森友疑惑(32)焦点となった昭惠夫人/アベノポリシーの危うさ(167)

疑惑の現場によく登場するのは間違いなく「重用参考人」と言えよう。
重用参考人がFacebookで「反論」したからと言って、「疑惑との関係」が消えるわけでもない。
⇒2017年3月28日 (火):森友疑惑(35)連続オウンゴール/アベノポリシーの危うさ(170)

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〈この日は、本学の梶田叡一学長も参加し、ゲストには重心道の顧問を務める内閣総理大臣夫人・安倍昭恵さんも駆けつけてくださいました〉
 奈良県の私大「奈良学園大学」の2015年9月4日付のニュースに出てくる一文だ。重心道とは、大学と同じ奈良県内にあり、スポーツ関連のイベントなどを手掛ける「一般社団法人重心道」のこと。そのまま読むと、昭恵氏が顧問を務める社団法人のイベントに参加しただけと映るが、「梶田叡一学長」といえば、大阪府議会が森友問題で参考人招致した私学審の会長だ。
 しかも、「15年9月4日」は、近畿財務局の9階会議室で、近財局、国交省航空局、工事業者が国有地の値引きを相談した日。前日の3日には安倍が官邸で財務省官房長・理財局長と面談し、翌5日は昭恵氏が森友学園が経営する塚本幼稚園で講演し、名誉校長に就任している。
 森友が小学校の設置認可を府に申請したのはちょうど1年前の14年10月。私学審が条件付き認可を答申したのが15年1月だが、梶田学長と昭恵氏が以前から近しい関係にあったとなれば、私学審の認可判断に影響を与えた可能性はゼロじゃない。
 梶田学長は府の参考人招致で、政治家や国からの働きかけについて「一切なかった」と答えていたが、昭恵氏からの働きかけの有無を問われていれば答えは違っていたかもしれないのだ。
 もはや、ここまで“状況証拠”がそろえば、昭恵氏を国会に証人喚問する以外、真実は闇のまま。「首相夫人で民間人」という都合のいい立場を利用して好き勝手に振る舞ってきた報いを今こそ糾弾するべきだ。
校長就任前日に…昭恵夫人が府私学審会長と“疑惑の面会”

昭恵夫人が国会へ出るかand/or首相辞任か。

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2017年4月10日 (月)

秘密保護と大本営発表/日本のPost-truth(2)

原田眞人監督の『日本のいちばん長い日』に、敗戦が決まった後、陸軍省で大量の書類を焼却するシーンがあった。
⇒2015年8月28日 (金):『日本のいちばん長い日』と現在(4)/日本の針路(222)
後で問題にされることを恐れたのだと思われるが、歴史の検証が難しくなったのは事実だろう。
特定秘密保護法によって、歴史の検証に供すべき公文書管理に抜け穴ができることが指摘されている。

6_2 特定秘密保護法に基づく「特定秘密」が記された公文書が、秘密指定期間中であっても廃棄される-。現在の法体系の下で、こんな事態が起きる可能性があることが、衆院の情報監視審査会が先月末に公表した年次報告書で分かった。時の政権が意図的に重要情報を非開示のまま廃棄することも可能。非開示のまま廃棄されると、将来の検証ができなくなる。
 秘密保護法は、漏れたら日本の安全保障に著しい支障を与える情報を、期間を定めて秘匿することを定める。秘密指定期間は五年単位で延長でき、永久に指定することも事実上可能だ。
 一方、特定秘密が記された文書の保存・廃棄については、基本的に同法ではなく公文書管理法という別の法律で運用される。各省庁は同法に基づき、文書の種類別に保存期間を一年未満~三十年を基準に設定。期間が終われば廃棄や延長などを決める仕組み。
 秘密保護法の下では、秘密指定が通算三十年を超えた特定秘密が書かれた文書は、こうした公文書管理法上の保存期間終了後も、保存が義務づけられる。
 問題は、秘密指定が三十年以下の文書。内閣情報調査室の担当者は「秘密指定期間より、公文書管理法で定めた文書の保存期間が短い場合、保存期間が終了すれば、首相との協議と独立公文書管理監の検証を経て、廃棄できる」と説明。例えば秘密指定が通算三十年で保存期間が二十年の文書の場合、秘密指定されたまま二十年で廃棄される可能性が出てくる。
特定秘密、開示せず廃棄可能 公文書管理に「抜け穴」

私は、情報の乏しい国民が情報を独占して、恣意的に発表した大本営のことを連想する。
大本営は、日清戦争から太平洋戦争(大東亜戦争)までの戦時中に設置された日本軍(陸海軍)の最高統帥機関であり、大本営発表とは、太平洋戦争(大東亜戦争)において、大日本帝国の大本営が行った戦況などに関する公式発表である。
当初は、おおよそ現実に即していた発表を行っていたが、ミッドウェー海戦の頃から海軍による損害矮小化・戦果過大化の発表が目立ちはじめ、勝敗が正反対の発表すら恒常的に行ったことから、現在では「内容を全く信用できない虚飾的な公式発表」の代名詞になっている。

昭和天皇の弟の高松宮は、戦争中に大本営発表について次のように指摘していた。
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辻田真佐憲『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 』幻冬舎新書(2016年7月)

船戸与一『南冥の雫 満州国演義八 』新潮文庫(2016年6月)に次のような箇所がある。

 敷島太郎は三日まえに内地から届いた六月十一日付けの新聞各紙をあらためて読み較べた。『朝日新聞』も『読売新聞』も『東京日日新聞』も一面はほぼ変わりがない。見出しも記事も似たようなものだ。大本営発表をそのまま載せていることは一目瞭然だった。それでも太郎は何度も紙面に眼をやった。

東太平洋の敵根拠地を強襲、ミッドウェー沖に大海戦、アリューシャン列島猛攻。米空母二隻撃沈、わが二空母一巡艦に損害。

1942年(昭和17年)6月5日から7日にかけて、ミッドウェー島の攻略をめざす日本海軍と守備をしていたアメリカ海軍の間で、いわゆるミッドウェー海戦が行われた。
日本海軍の機動部隊と米国の機動部隊及びミッドウェー島基地航空部隊との航空戦の結果、日本海軍は機動部隊の航空母艦4隻とその艦載機を多数一挙に喪失する大損害を被り、この戦争における主導権を失った。

こういう事実は、現在ではインターネットを通じて容易に入手できる。
しかし、リアルタイムで、どのような戦況であったかを知ることは、きわめて困難であった。
特に緒戦の勝利に酔った日本人には想定外のことだった。

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2017年4月 9日 (日)

森友疑惑(43)昭惠夫人の壮大な勘違い/アベノポリシーの危うさ(180)

安倍昭恵総理夫人は世間知らずのお嬢様で、籠池氏に利用されたのか?
私も最初はそうかなと思っていた。
森永製菓創業家に生まれ聖心女学院に学んだ、という履歴を知ればそう思うのが自然だろう。
しかし、どうやら単純なミーハーだったようである。
1か月前、森友問題がマスコミで取り上げられるようになった時、それを「自分を知ってもらうチャンス」だとおもっていたようなのだ。

 (3月)8日が国際女性デーであることから同イベントが開かれた。司会者から「今までの首相夫人と違い、自分の言葉で語り、行動する」と持ち上げられると、活動の一つである昭恵夫人主宰で女性を対象にした「UZUの学校」について語りだした。
「UZUはアメノウズメから取りました。アマテラスが岩戸に隠れたとき、アメノウズメが裸で踊って、アマテラスがちょっと岩戸からのぞいて、世の中がまた明るくなった。暗い世の中を明るくしていきたい。衣服を脱ぎ捨てるのではなく、思い切って自由に行動できていない世の女性が活躍できればと思いました」(昭恵夫人)
 首相夫人として様々な活動を行っているが、「メディアに取り上げられない。何かあったときだけ(笑い)」「大変なこともあるが、知っていただく機会。注目していただけることで、私の活動にも注目していだだきたい。いい形で報道してほしい」と森友騒動をチャンスととらえていると話した。
安倍昭恵夫人 森友騒動はチャンス「知っていただく機会」

「週刊新潮」4月13日号に、「知ってもらいたい活動」の一端が紹介されている。
大麻への傾倒やカルト的人物との交流である。
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この記事に出てくる江本センセイ、すなわち江本勝氏は『水からの伝言』というエセ科学本で有名である。

Photo日本化学会や日本物理学会の会員達は「科学的でない」という見解を表明している。また科学者達によって説明内容が疑似科学的(あるいはいわゆる"オカルト"的)だとも評価されている。トンデモ本を批判的に楽しむ団体「と学会」からは、“「戦争」ではなく「war」ならどうなるのか、水に民族性はあるのか”と批判されている。
Wikipedia :水からの伝言

千葉県成田市に麻賀田神社がある。
その中の境内社が、天日津久神社である。
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麻賀田神社サイト

その天日津久神社を、大麻取締法違反容疑で逮捕されている人物と一緒に尋ねた時の写真を、自身のFacebookに投稿しているのだ。
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まあ、思想・信条は自由であるが、公務員秘書が付いている人の行動としては問題であろう。
彼女は「良いこと」をしているつもりだろうが、それは彼女の主観であって客観的ではないのだ。
それに血税が使われているのだから、壮大な勘違いと言わざるを得ない。

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2017年4月 7日 (金)

ことばの魔術師・大岡信/追悼(102)

大岡信さんが亡くなった。
幅広い文芸のジャンルで活動した詩人・評論家だった。
私は大岡さんの世代の何人かに親しくさせていただいていたので、何度か酒席を共にさせていただいたことがある。
著名な詩人にもかかわらず、たいへんフランクで楽しい人柄だった。

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静岡新聞4月6日

 31年、歌人大岡博の長男として現在の静岡県三島市に生まれ、旧制沼津中在学中から詩を書き始めた。旧制一高を経て、東大国文学科在学中の51年、日野啓三らと同人誌「現代文学」を創刊。53年、読売新聞社に入社し、外報部勤務のかたわら詩作を続け、54年に川崎洋や茨木のり子らの詩誌「櫂(かい)」に加わった。55年に「現代詩試論」を刊行し、批評家として頭角を現す一方、56年の第1詩集「記憶と現在」でみずみずしい作風が注目された。
 63年に退社後、本格的な創作活動に取り組んだ。主な詩集に「水府 みえないまち」「草府にて」「春 少女に」(79年無限賞)、「故郷の水へのメッセージ」(89年現代詩花椿〈つばき〉賞)、「地上楽園の午後」(93年詩歌文学館賞)など。古今東西の文学・芸術の知識に裏打ちされ、豊かな叙情をたたえた作品群は戦後詩史の中で重要な地位を占める。
 評論活動では伝統的な詩歌の世界に目を向けた。主な評論集に「蕩児(とうじ)の家系」(69年歴程賞)、「紀貫之」(72年読売文学賞)、「うたげと孤心」「詩人・菅原道真」(90年芸術選奨文部大臣賞)など。
 和歌や俳句から歌謡や漢詩、近・現代詩に至るまで多彩なジャンルの詩歌を取り上げた人気コラム「折々のうた」を79年1月に始め、詩歌の魅力を広く読者に伝えた業績で80年に菊池寛賞。コラムは休載をはさみながら07年3月まで計6762回続いた。
 連歌や連句の伝統を踏まえながら詩を共同制作する「連詩」の創始者でもある。実相寺昭雄監督の映画「あさき夢みし」の脚本、武満徹らとの歌曲の共同制作、丸谷才一や井上ひさしらとの連句の会、放送劇や戯曲など活動は多方面にわたった。
 明治大や東京芸術大の教授を務め、89~93年に日本ペンクラブ会長、01~07年度に朝日賞選考委員。95年恩賜賞・日本芸術院賞、96年マケドニアの国際的なストルガ詩祭で金冠賞、97年朝日賞と文化功労者、02年国際交流基金賞、03年文化勲章、04年には仏レジオン・ドヌール勲章オフィシエ。
詩人の大岡信さん死去 朝日新聞コラム「折々のうた」

1931(昭和6)年は満州事変の年だ。
終戦が14歳。
ものごころついてから多感な少年期を戦争と共に過ごしていたことになる。
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東京新聞4月7日

戦争の記憶を持った人が去って行く。
それと同期するように、教育勅語が、否定はしないという議論を含め、肯定論するような論調が高まっている。
共謀罪の審議も始まった。
処女詩集のタイトルは『記憶と現在』。
この国の自分の「記憶」を振り返りつつ、「現在」に心を痛めていたのではないだろうか。
合掌。

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2017年4月 5日 (水)

加計疑惑(1)昭恵夫人の関与/アベノポリシーの危うさ(177)

森友学園をめぐるさまざま疑惑については、もはや本人の意識はどうかは別として、昭恵夫人の関与を否定できなくなっている。
⇒2017年3月 7日 (火):森友疑惑(15)総理夫人という威力/アベノポリシーの危うさ(149)
⇒2017年3月18日 (土):森友疑惑(25)昭惠夫人の役割/アベノポリシーの危うさ(160)
⇒2017年3月24日 (金):森友疑惑(31)「藪の中」は解明されたか?/アベノポリシーの危うさ(166)
⇒2017年3月25日 (土):森友疑惑(32)焦点となった昭惠夫人/アベノポリシーの危うさ(167)

谷査恵子・夫人付き政府職員を介して、籠池氏の要望がそっくり適えられていることは明らかであり、これをゼロ回答と言い張る官邸は、ますます墓穴が深くなって身動きが取れなくなって来ている。
そうした状況で、「週刊現代」4月15日号に『安倍の「本当のお友達」に血税176億円が流れた』という記事が載っった。
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加計学園についてはちらっと触れたことがある。
⇒2017年3月14日 (火):森友疑惑(21)加計学園の李下の冠/アベノポリシーの危うさ(156)
この時点では詳しい報道がなく、疑わしいことはするべきではないだろうと敢えて「李下に冠を正さず」とした。
しかし、この後、自らが次々と自滅を重ねたので、森友学園はグレーから真っ黒になった。
これからメディアも次第に加計学園の方に注力して行くであろう。

加計学園は、昭恵夫人ではなく、「腹心の友」と呼ぶように首相自身が当事者である。
逃げも隠れもできない。
森友学園は大阪ローカルの疑惑であったが、加計学園は全国区の学校法人であるから、材料も豊富である。
とりあえず話題になっているのは、今治市における岡山理科大学の獣医学部新設に伴う問題である。
経緯は次のようにまとめられている。
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加計疑惑に関して、森友における菅野完氏のような働きをする人はいないだろうか。
週刊誌等のメディアが束になればいろいろ発掘できるだろう。
森友ではいささか精彩を欠いていたように感じられる文春砲の出番かも知れない。

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2017年2月24日 (金)

森友疑惑(4)系列幼稚園と日本会議/アベノポリシーの危うさ(138)

日本会議の宿敵(?)菅野完氏が「SPA!」2月28日号で、『軍歌を園児に歌わせる幼稚園』というレポートを載せている。
⇒2017年2月23日 (木):森友疑惑(3)小学校用地/アベノポリシーの危うさ(137)

詳細は同誌に譲るが、トンデモな幼稚園である。
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国有地格安払い下げ以前に、森友学園の経営する塚本幼稚園は、園児に教育勅語を暗唱させるなどの偏った教育をすることで知られていた。
その一端が、軍歌を歌わせることである。
私立幼稚園であるから、園側と保護者の間で合意が成り立てばOK、という考え方もなくはない。
しかし、その感覚は異常ではなかろうか。

しかも現職の首相夫人が何回も講演するなど親密な関係にあるのだ。
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東京新聞2月18日

昭恵夫人は、家庭内野党とか言っていたが、夫婦一心同体である。
まことに麗しい限り、と言いたいが、こういうことこそ偏向と言うべきだろう。

国有地払い下げ問題は、オカシナ幼稚園が設立するオカシナ小学校に関して、オカシナ取引が行われたということだ。
取引の異常性については、首相自身が「私や妻が関わっていたら、議員を辞める」と気色ばんで答弁したことからも、理解されよう。
⇒2017年2月22日 (水):森友疑惑(2)国有地格安売却/アベノポリシーの危うさ(136)

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