悪夢は安倍政権のことだ!/安部政権の命運(82)
統計不正の解明が不十分なまま、予定調和のように多数決である。
もちろん来年度の予算は決めなければならないであろう。
しかしこの国の国会は異常としか言いようがない。
それは安倍政権が余りにも得意だからであろう。
新恭さんが『安倍政権こそ悪夢。全てを信用できない国にした宰相の重大な責任』という文章を載せている。
残念なことではあるが、我が意を得た内容である。
安倍首相は、自民党大会で「民主党政権は悪夢」と発言し、国会でも撤回を求められたが、「言論の自由」を主張して撤回しなかった。
⇒2019年2月16日 (土) 病的な安倍首相の幼児性/安部政権の命運(69)
新氏は「何もかもが信用できない国に成り果てた悪夢の元凶は安倍首相しかいない」とする。
憲法解釈を好き勝手に変えたばかりか、権力維持のためなら決裁文書の改ざんや、統計の偽装など朝飯まえだ。
憲法解釈も、公文書も、統計も信用できない国に成り果てた。この悪夢の元凶を挙げるとすれば、安倍首相しかないのではないか。
あのウソつきで自分ファーストのトランプ大統領を、こともあろうにノーベル平和賞に推薦するなんて、とても普通の神経ではできない。
トランプ氏は得意満面に言う。安倍首相から受け取ったノーベル賞委員会あての手紙のコピーは美しい文面だったと。「私はあなたを推薦した。日本を代表し、あなたにノーベル平和賞が授与されるよう謹んで求めている」。
佐藤栄作氏がなぜ受賞したのかわからないのと同じように、安倍首相の考える推薦理由がわからない。
たとえ頼みの米大統領にお願いされたとしても、主権者たる国民に断りもなく「日本を代表して」とは、よく言えたものだ。われわれはトランプなんぞに媚びへつらいたくない。
それでも安倍首相を支持するという信者がいるのだから、国会が異常になるのだろう。
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