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2019年3月 9日 (土)

「総理の意向文書」は怪文書だったか?/安部政権の命運(88)

統計不正でも官邸の意向が働いているのは想像に難くない。
思い返せば、加計疑惑で「総理の意向」と書かれた文書が出てきたことがあった。
2017年5月17日 (水) 加計疑惑(3)総理の意向という文科省文書/アベノポリシーの危うさ(209)

それは加計学園獣医学部が平成30年4月の開学を希望していたのに対し、文科省が教員確保や施設設備等の準備からして、平成31年4月の開学を目指すべきではないかとの考えから、文科大臣が内閣府に確認した結果を示すものだった。Photo

菅官房長官は最初、この文書を「怪文書のようなもの」と切り捨てた。
しかし、打ち合わせのメモであるのしても、正規の文科省内文書であることがはっきりした。
怪文書の一般的な定義は次のようなものである。

怪文書(かいぶんしょ)とは、信憑性および発行者が不明な状態で出回る事実上の匿名の文書である。内容的には、その多くが特定の組織・個人などに関する情報と称する類のもの、誹謗中傷もしくは一方的な主張を述べている。根拠不明あるいは明確に誤った情報でありながら、拾い読んだ者にある種の影響を与え得る為に問題視される。
Wikipedia

菅官房長官は「全く怪文書のようなもの」と正面から向きわなかったが、6月15日に松野博一文科大臣が「文書の存在を確認した」と答弁すると、菅氏は「怪文書としたのは当初のことで、現在の認識ではない」と修正したはずである。
しかし8日の参院予算委で、再び「怪文書のようなもの」認識に戻った。
190309
東京新聞3月9日

修正の経緯を忘れてしまったのか、先入観が戻ったのか、タカをくくっているのか?
いずれにしても、内閣の要の官房長官の知的レベルが問われる。

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