イジメ・虐待の根をどう絶つか?/安部政権の命運(81)
野田市の児童虐待のニュースに多くの人が胸を痛めているであろう。
大津いじめ自殺事件については画期的な判決が出た。
毎日新聞2月20日
しかし、虐待やいじめについては、発生させないこと、つまり予防こそが重要である。
どうしたら有効な予防が可能であろうか?
短期的には有効な方法はないと考えるべきではないか。
社会のあり方や価値観・通念などを変えていく以外には考えられない。
そういう観点で考えても、安倍政権のあり方は問題であろう。
菅官房長間の記者会見をめぐって、東京新聞との間でバトルが繰り広げられている。
⇒2019年2月17日 (日) 東京新聞望月記者の質問の制限/安部政権の命運(70)
⇒2019年2月21日 (木) 安倍官邸VSジャーナリズム/安部政権の命運(74)
本件に関連して菅義偉官房長官は2月26日の記者会見で、東京新聞記者から記者会見の意義を問われると、菅氏は「あなたに答える必要はありません」と答えた。
「あなたに」という対象の限定の仕方はいじめと共通するのではないか。
辺野古埋め立てに関する県民投票結果を「真摯に受け止め」と言いながら、歯牙にもかけないように工事続行を明らかにするというのもいじめの構造の一種であろう。
東京新聞2月28日
自由党の小沢一郎共同代表も、先日に投開票された県民投票の結果を踏まえて、公式ツイッターで、「人々が基地で苦しもうが、悲しもうが、総理には喉に刺さった魚の小骨程度のものなのか。かつての沖縄戦では19万人もの人々が犠牲となった。投票結果を黙殺する総理の姿勢は、もはや人間としてあり得ないもの」とのコメントを発表した。
同感である。
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