スキャンダラスな東京五輪/安部政権の命運(94)
来年に迫った東京オリ・パラは、復興をアピールするものとして、多額の税金が投入されている。
私も招致が決まった時には嬉しかったが、その後は復興と言うより不祥事五輪になりそうな気配である。
漸くJOC竹田会長が辞意を固めたらしい。
JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長が、辞任する意向を固めたことがわかった。
竹田氏は、東京オリンピックの招致活動で贈賄があったとの疑いで調査しているフランスの司法当局に対し、潔白を主張している。
しかし、開会式まで500日を切っている東京オリンピックへの影響を考慮した竹田氏が、JOCの会長職を辞任する意向を周囲へ既に伝えていることが関係者への取材でわかった。
大会関係者は、任期満了となる6月での退任を示唆していて、後任には、全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏や、スピードスケートのメダリストで参議院議員の橋本聖子氏らの名前が取りざたされている。
JOC竹田会長 辞意固める 五輪招致贈賄疑惑の中
安倍政権には常に利権スキャンダルが絡みついている。
東京五輪も誘致の時からいかがわしかった。
⇒2019年1月17日 (木) 東京五輪招致のいかがわしさ/安部政権の命運(47)
復興五輪という名目とは裏腹に、福島原発事故はまったく終息していない。
デブリの除去さえ見通せず、廃炉のスケジュールも画餅になりそうである。
依然として冷却を続けなければならないので、汚染水タンクは増え続ける一方である。
東京新聞3月10日
竹田会長絡みで報じられているが、本質的には安倍政権の問題である。
サンデー毎日2月3日号
トカゲのしっぽ切りで終わるのだろうか?
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