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2019年2月 8日 (金)

実質賃金非公表で政府と与党が調整?/安部政権の命運(63)

思わず嗤ってしまった。
インチキをやっていますと自白しているようなものではないか。
政府・与党は野党が明らかにするよう求めている2018年1~11月の「実質賃金の参考値」について、当面は公表しない調整に入ったという。
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毎日新聞2月7日

政府与党は、「厚労省はけしからん」と言いながら(確かに不正を隠そうとする厚労省(相)は問題だるが)、まったく同じことを自分たちも平気でしている。
その典型が小泉進次郎しであろう。1902062
日刊ゲンダイ2月6日

厚生労働省が公表する「毎月勤労統計」の不正調査問題に絡み、野党は実質賃金の伸び率が同期間の「9カ月で前年同月比マイナスになる」との独自試算を示した。1902062
毎日新聞2月6日

 同省関係者によると、この実質賃金の参考値について再集計していないが、野党の試算と「近い数値の可能性はある」という。政府が公表をためらうのは、野党が「アベノミクス偽装」と追及する根拠を公式に認めることを回避する狙いもあるとみられる。
 毎月勤労統計は18年1月に調査対象事業所を一部入れ替えた。その際、ひそかにデータ補正していたが、補正していない前年と比較していたため、賃金の伸び率が実際より高く出ていた。同省は入れ替わらない事業所のみで比較した名目賃金の「参考値」を示したものの、実質賃金の参考値は公表しなかったため、野党は実質賃金についても再集計して公表するよう求めている。
 実質賃金は名目賃金から物価変動の影響を除いた指標で、生活実感に近い数値。同省がまとめた18年1~11月の実質賃金は6カ月で前年同月比マイナスになった。
政府与党、実質賃金の参考値は公表しない方向で調整

なぜ隠したり偽装したりするのか?
野田市の児童虐待のニュースは胸が痛むが、虐待していた父親が、児童の訴えを「ウソでした」と偽装することとソックリだと言えよう。
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毎日新聞2月6日

素人でも分かる虚偽を重ねるのが安倍政権である。

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