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2019年2月 3日 (日)

戦後最長の景気拡大?/安部政権の命運(59)

政府は「戦後最長の景気拡大を実現した」という。
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毎日新聞1月23日

しかし、身の回りに景気のよさそうな話はない。
統計不正の実態が底なし沼の様相を見せている中で、多くの国民が眉に唾をつけているのではないだろうか。

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わが国の生産人口は、この先30年程度は減少していくことは、ドラッカー流に言えば『すでに起こった未来』である。
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ダイヤモンド社(1994年11月)

藻谷浩介氏の『デフレの正体-経済は人口の波で動く』角川oneテーマ21(2010年6月)は、デフレの主因が人口の波によるものであることを喝破した。

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アベノミクスを批判する藻谷浩介氏を安倍首相は「アイツはケンカ売ってるのか、絶対に許せない」と言ったらしい。
しかし異次元の金融緩和をしても一向にデフレ傾向は変わっていない。
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毎日新聞1月24日

政策当事者は頭を冷やして再考すべきだろう。
女性が生涯に産む子供の数を表す合計特殊出生率の推移は下図の如くである。Photo_2
中原圭介『AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか』東洋経済新報社(2018年11)

「和」は多義的な言葉であるが、大きくは2つの軸が考えられる。
和⇔競争
和⇔グローバル
奇しくも新自由主義的な経済政策の反対側に「和の経済政策」を措定することができよう。
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藻谷浩介『和の国富論』新潮社(2016年4月)

「和の経済」はLOHASということでもある。
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2015年1月14日 (水) LOHASと「早送り」/日本の針路(97)

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