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2019年1月24日 (木)

胡散臭さが抜けない馬毛島買収/安部政権の命運(52)

防衛省が鹿児島県の馬毛島を買収することになったという。
島の大半を所有する開発会社から約160億円で買収する契約を結ぶことで大筋合意したと、NHKニュースなどが1月9日に報じた。

馬毛島の位置は下図の通りである。Ws000000

種子島の西方12キロにある約8平方キロの小さな島で、種子島に市役所を置く西之表市に所属している。
最高地点は71メートルと平坦な土地で、マゲシカと呼ばれる野生のシカが生息している。
バブルの頃の「馬毛島事件」で名前を知った。

1974年、平和相互銀行(平和相銀)により馬毛島開発株式会社が設立され、1975年に島ごと買収した。当初はレジャー施設の建設を計画していたが挫折。馬毛島が国の石油備蓄基地の候補地になったことから土地買収が進んだが、石油備蓄基地は鹿児島県志布志湾に決定、志布志国家石油備蓄基地が整備され、島は放置されることとなった。
このあと馬毛島は、日本の無人島の中では北海道の渡島大島に次いで2番目に面積が大きい島とされていた。
1983年、右翼活動家の豊田一夫が、馬毛島の土地を自衛隊の超水平線レーダー用地として防衛庁に売却するという話を平和相銀に持ちかけ、不正経理によって用意させた巨額の資金を政界にばら撒いたとされている。1986年にこの件が馬毛島事件として発覚、経営が悪化していた平和相銀は住友銀行に救済合併された。
馬毛島

在日米軍の空母艦載機訓練の移転候補地として、政府は引き渡しを受けたあと、自衛隊とアメリカ軍が共同で使用できる施設を整備する方針だという。1901162
東京新聞1月16日

しかし無人島に160億円とはいかにも法外である。1901222
東京新聞1月22日

平相以来の胡散臭さが付きまとうし、日本政府が米軍ファーストなのはどんなものだろうか。
素朴な疑問である。

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