アベノミクスという過ち//安部政権の命運(40)
大発会で株式市場が続落した。
安倍政権終了の予兆であれば吉とすべきであろう。
⇒2018年12月28日 (金) カジノ化する日本/安部政権の命運(36)
年初の世界の金融市場は波乱のスタートとなった。前日の海外市場で円相場が一時1ドル=104円台を付け、日本で最初の取引となった4日の東京株式市場では、日経平均株価が前年末と比べ一時700円超下落した。
こうした市場の動揺について全国銀行協会の藤原弘治会長は「リスクシナリオの一つとして織り込んではいたが、蓋然(がいぜん)性は低いと見ていた。サプライズだ」と指摘。クボタの木股昌俊社長は「株価や為替の変動が大きい年との前提で経営せざるを得ない」と厳しい表情を浮かべた。
不安心理、急速に台頭=市場の動揺「サプライズ」―経済界
いまだにサプライズなどと言っているのは、感受性が鈍磨している証拠ではないか。
アベノミクスというイカサマ経済政策の行き詰まりである。
アベノミクスは新旧3本の矢で説明された。
日銀が政策見直しを表明してからおよそ2年半経つが、いつまで経っても「道半ば」である。
東京新聞8月29日
⇒2016年8月30日 (火) いつまでも「道半ば」の経済政策/アベノポリシーの危うさ(95)
「トリクルダウン」という言葉が囃されたが、もう信じている人はいないようだ。
【アベノミクス失敗?】トリクルダウン理論が崩壊中!
⇒2016年6月11日 (土) トリクルダウンの幻/アベノポリシーの危うさ(79)
状況を見てフィードバックするというマネジメントの基本ができていないのである。
安倍政権のまやかしもそろそろ限界ではないか。
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