原発輸出という過ち/技術論と文明論(120)
原発輸出を成長戦略に据えるという安倍政権の愚策は頓挫した。
毎日新聞1月4日
自国の原発事故が終息していないのに輸出っしようという発想が不思議である。
⇒2018年12月19日 (水) 成長戦略としての原発輸出の破綻/安部政権の命運(30)
事故収束作業中の福島第一原発は三月末、3号機の使用済み核燃料プールから核燃料五百六十六体の取り出しが始まり、六月以降に本格化する。当初は一八年十一月の取り出し開始予定だったが、機器類に不具合が頻発したため延期した。
二月には、2号機の原子炉格納容器内を再調査。溶け落ちた核燃料(デブリ)に機器を接触させ硬さや動かせるかを把握する。一九年度後半に微量のデブリを採取予定だが、本格的な取り出しへの道は険しい。
原発 東海第二の再稼働、岐路
さすがに経団連の会長を務める中西宏明会長も、この問題では政府と袂を分かつようだ。
東京新聞1月5日
核廃棄物の処理方法も分かっていない。
冷静に考えれば脱原発しか道はないのだ。
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