統計不正に国政調査権の発動を!/安部政権の命運(56)
統計は調査の基本であり、調査無くしてはインテリジェンスはあり得ない。
勤労統計をめぐる厚労省の対応はお粗末かつ悪質である。
毎日新聞1月31日
政権も統計の重要性を理解しているようには思えない。
国会で論戦が始まったが、安倍首相は例のごとく問題に誠実に向き合おうとしていない。
問題意識が著しく希薄な根本大臣に続投させようというのだ。
毎日新聞1月30日
こんな無責任でかつ頼りない大臣を任命した責任も当然問われなければならない。
⇒2019年1月27日 (日) 統計不正で根本大臣の責任は?/安部政権の命運(54)
2018年賃金の伸びを、安倍首相は、アベノミクスの成果だとドヤ顔で説明していた。
しかし実際はほとんどの月がマイナスだった。
専門家の試算によれば、2018年度の実質賃金は大幅ダウンである。
東京新聞1月31日
世の中のウソには、「ウソ、大ウソ、統計」の3種類があるという。
毎日新聞1月30日
「アベノミクスの正体見たり」ということであろ。
⇒2019年1月12日 (土) はびこる政府統計のウソ/安部政権の命運(44)
⇒2019年1月23日 (水) アベノミクス偽装としての統計不正/安部政権の命運(51)
粉飾決算が表面化すれば民間企業ならば当然トップは身を退くだろう。
しかも賃金統計の説明に虚偽があったというのだ。
東京新聞1月31日
これでは政府への信頼性が薄れる一方だ。
⇒2019年1月25日 (金) 不正統計の隠蔽を隠蔽!?/安部政権の命運(53)
⇒2019年1月20日 (日) 政府統計の信頼性の失墜/安部政権の命運(48)
国会は威信をかけて国政調査権で解明すべきだろう。
⇒2019年1月29日 (火) 今国会が果たすべき役割/安部政権の命運(55)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント