沖縄を「加害の島」にするなかれ/安部政権の命運(32)
6月23日の「沖縄慰霊の日」に朗読された浦添市立港川中学の相良倫子さんの「平和の詩」に感動した。
全文は、2018年7月23日 (月) 官僚の作文を棒読みするだけの安倍首相/ABEXIT(76)に掲載。
「マントルの熱を伝える大地」で、「心地よい湿気を孕んだ風」を受け、「草の匂い」を嗅ぎながら、「遠くから聞こえてくる潮騒」を聞き、今生きている、と沖縄が生命力に満ちた美しい島であることが謳われている。
しかしこの生命の島は、73年前に「死の島」と化したのだ。
「青く広がる大地は、鉄の雨に見えなく」「草の匂いは死臭で濁り」「着弾に揺れる大地」「血に染まった海」に変じて、阿鼻叫喚の戦場になった。
沖縄の意思を無視して、辺野古を埋め立てる暴挙が行われている。
「生命力」が奪われようとしているのだ。
海は生命の起源である。
波音で眠りにつく~三好達治の詩「郷愁」~
ベトナム戦争の戦場写真で知られるカメラマンの石川文洋さんが、「沖縄を加害者の島にするな」と訴えている。
東京新聞12月21日
やがて相良さんのような中学生が大人になる。
愚かな政権は、そのことを知らなければならない。
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