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2018年12月 2日 (日)

外国人就労拡大策に対する違和感/安部政権の命運(17)

政権が前のめりになっている外国人就労拡大策は中身をこれから検討するというのだから、先に箱だけ用意しようというものである。
確かに習い事のおいて、「形から入る」というのは1つの方法である。
しかし、この場合はどうなのか?

安部首相は、「人手不足は深刻で、喫緊の課題」と言った。
また、「労働条件は日本人と同等以上」とも言っている。
何が問題なのか?

現場を知らないからである。
人手不足が問題になっている業界の多くは待遇に問題がある。1811142
東京新聞11月14日

技能実習生として来日した外国人が劣悪な労働条件に耐えかねて失踪するケースが多い。
その調査データに、改ざんといわれても仕方がないような誤りがあった。

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政府与党が率先して調査票に当たらないでいて適切な政策立案ができるわけがない。
技能実習生として来日した外国人の少なからぬ人が、安い労働力として劣悪な条件下で働かせられているのである。
1812012
東京新聞12月1日

こんなことをしている国が「美しい国」であろう筈がないではないか。
日本は、いずれアジア諸国からも見放される国になりかねない。

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