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2018年10月15日 (月)

偽装国家の本領(8)森友ゴミ資料/メルトダウン日本(53)

森友学園への国有地売却問題で、大幅な値引きの根拠となった地下のごみの深さについて、根拠資料に新たな疑惑が報じられている。
もういい加減に「膿を出し切れ」と言いたい。
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東京新聞10月12日

 ごみが深さ3メートルより深い場所にあることで、国は約8億2千万円の撤去費用が生じるとして値引きをしていたが、3メートルまでしか確認できなければ、値引きの正当性があらためて揺らぐことになる。
 森友学園との国有地取引は、もともと3メートルの深さまでごみがあることを前提に進められていた。しかし、2016年3月、学園側が3メートルより深い場所からもごみが発見されたと近畿財務局に連絡。財務局は学園の業者側が試掘した現場を確認し、業者側が写真付きの報告書を作成した。
 その報告書には、試掘した8地点のうち1地点で、深さ4メートルまで掘り下げたところ、「地表から1~3・8メートル」に「ごみの層」がある、と記されている。ただ、添付された写真では、試掘場所をメジャーで測定している様子が写っているものの、メジャーの目盛りは報告書からは読み取れない。
 この写真について、複数の関係者によると、ごみの層を示した数値は「地表からの深さ」ではなく、掘り下げた穴の底部分からの「高さ」の疑いがあるという。穴の深さは4メートルだったことから、実際にごみが確認されたのは底からの高さ1~3・8メートルで、地表からの深さでは3メートルまでだった可能性があるという。
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 国土交通省は昨年8月、この写真付き報告書を、ごみが3メートルより深い場所で確認された証拠として野党側に提出。野党側は「写真が不鮮明で根拠にならない」などとし、より鮮明な写真を提出するよう求めていた。ただ、「業者側の了解が得られない」として応じていなかった。国は値引きをした理由について「写真だけでなく、職員による現地確認などを踏まえて判断した」と説明している。

こんなゴマカシばかりでは、亡くなった近財職員も浮かばれない。

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日本人のトラウマ ベストIII

3位 第二次世界大戦
2位 バブル崩壊
1位 菅直人及び民主党政権

投稿: | 2018年10月16日 (火) 20時36分

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