小川榮太郎というアベ茶坊主/人間の理解(22)
「新潮45」の杉田水脈擁護特集には名うての極右が書いている。
すなわち安倍政権のコアな部分の心情を表現するひとたちであるが、やり玉に挙がっているのは小川榮太郎という人である。
例えば『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』月刊Hanada双書(2017年10月)などの著作がある。
安倍首相はこういうヨイショ本を手にして、「公文書捏造」の一報を朝日新聞が報じた時、「また朝日(の虚報)か」と言ったのだろう。
⇒2018年3月 3日 (土) 森友疑惑(68)財務省が文書改竄?/アベノポリシーの危うさ(337)
⇒2018年3月 5日 (月) 安倍VS朝日の最終戦争/日本の針路(386)
全体の論要は、政治は私的な領域に踏み込むべきではないということのようで、ある部分納得できる。
しかしその論理展開が滅茶苦茶なのだ。
文章の一部を引用しよう。
痴漢もLGBTと同じように病気なのだから、LGBTの権利を保障するならば痴漢の権利を保障すべきだと言っているのである。
小川榮太郎、山口敬之、百田尚樹・・・
安倍周辺のライターは、どうしてこうも揃って品格がないのだろうか。
要は同類ということであろう。
山口(準強姦容疑者)を励ます会で、隣に座っているのが小川である。
笑止であるが、こんな男にヨイショされて嬉しいとしたらどうかしているだろう。
東京新聞9月23日
やっぱり安倍首相は「裸の王様」なのだ。
⇒2013年10月17日 (木) 安倍首相は裸の王様か?/アベノミクスの危うさ(16)
⇒2014年11月27日 (木) 続・安倍首相は裸の王様か?/日本の針路(76)
⇒2015年12月12日 (土) 続続・安倍首相は裸の王様か?/アベノミクスの危うさ(64)
⇒2017年4月 8日 (土) 森友疑惑(42)「裸の王様」の末路/アベノポリシーの危うさ(179)
⇒2017年5月29日 (月) 加計疑惑(8)「王様は裸だ」と言った前川前事務次官/アベノポリシーの危うさ(219)
⇒2017年12月10日 (日) 「裸の王様」状態が昂進する安倍首相/アベノポリシーの危うさ(328)
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