大規模集中システムのリスク/技術論と文明論(110)
北海道で昨払暁発生した地震は「平成30年北海道胆振東部地震」と命名された。
⇒018年9月 6日 (木) 安倍首相の不徳を追及する/メルトダウン日本(27)
私は北海道の一部しか知らないが、札幌は10回近く訪れている。
市内の様相は私の知っている札幌から想像できない。
取り敢えず知人の安否確認はできたが、これからの生活の苦労は大変だろう。
震度7を記録した厚真町の被害状況に息を飲む。
東京新聞9月7日
「平成30年北海道胆振東部地震」では北海道全域の電力供給が途絶えた。
復旧の努力が続けられているが、完全復旧には2週間程度必要らしい。
東京新聞9月7日
電力の利便性は高いだけに、一旦供給が途絶すると大変である。
教訓を云々するのは尚早だろうが、大規模集中型システムの脆弱性が露呈したと言えよう。
近代化は効率性の追求であり、その帰結が集中型システムである。
自律分散システムに比べ、ハイリスクであることは間違いない。
パラダイムチェンジの時であり、エネルギーについていえば、地下資源(化石資源、ウラニウム・・・から地上資源(太陽光、風力、水力・・・)への転換である。
⇒2015年1月29日 (木) 「地上資源文明」の可能性/技術論と文明論(15)
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