自民党総裁選の「信号無視話法」分析/メルトダウン日本(32)
大詰めの自民党総裁選が一向に盛り上がらないままだ。
安倍首相の逃げの姿勢のためで、有権者でもない私が言ってもしょうがないが、もう少し正面からの論戦はできないものかと思う。
東京新聞9月15日
安倍首相の答弁を色付きで分析した「信号無視話法」や西日本豪雨時の「赤坂自民亭」と称する酒宴などにより災害対策に「空白の66時間が生じた」ことを可視化してみせた犬飼淳氏は「見える化」の分かりやすい説明のサンプルを提示した。
⇒2018年6月27日 (水) 「ごはん論法」と「信号無視論法」では議論にならない/ABEXIT(62)
⇒2018年7月11日 (水) 豪雨被害を拡大した「空白の66時間」/ABEXIT(71)
⇒2018年7月13日 (金) 「空白の66時間」が映し出す思考と志向/ABEXIT(73)
犬飼氏が、総裁選公開討論会を「信号無視話法」の観点で分析している。
⇒自民党総裁選公開討論会の一部を「信号無視話法」分析してみた
例えば「拉致問題」について、記者クラブから安倍総理に対し、以下のような質問がされた。
「安倍政権は一貫して拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと言われてきた。一体どうなっているのか? ご家族も高齢になっている。現状はどうなっているのか? 見通しはあるのか?」
判定は以下のようである。
総裁選の討論会においても、安倍首相の赤信号(論点のすり替え、虚偽)は圧倒的である。
こんな人が三選確実というのだから、自民党の行く末は短い。
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