災害としての酷暑/技術論と文明論(101)
異常気象という言葉には不感症気味であるが、この暑さは「半端ない」であろう。
東京新聞7月24日
7月23日、日本列島のほぼ全域が猛烈な暑さに見舞われた。
埼玉県熊谷市で午後2時23分、観測史上最高の41.1度を記録した。
熱中症が原因と思われる症状で亡くなった人は、少なくとも30都府県で94人に上る。
連日の暑さの要因は、気圧配置にある。気象庁によると、日本の東海上から張り出している太平洋高気圧の勢力が今月上旬から衰える気配がなく、さらに、その上空をチベット高気圧が覆う「高気圧の2層構造」が続いている。加えて、23日に40度を超えた熊谷市と青梅市など関東地方の内陸部では、乾いた風が山から吹き下ろす際に熱を帯びて気温を上昇させる「フェーン現象」も猛暑に拍車をかけている。
気象庁は同日、猛暑について異例の記者会見を開いた。少なくとも8月上旬までは、西日本から東日本にかけての広い範囲で同じような暑さが続くと予想している。同庁気候情報課の竹川元章予報官は「経験したことがないほどの暑さになっている地域がある。命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」とした上で、「特に環境が変わった西日本豪雨の被災地では、できる限りの対策をして熱中症予防に努めてほしい」と呼び掛けた。
象庁「災害と認識」熱中症死の疑い6日で90人超
「高気圧の2層構造」および「フェーン現象」とは下図のような状態である。
日本はもはや温帯とは言えないのかも知れないし、日本だけでなく世界各地で異常気象が発生している。
異常気象は常態化しているのであり、新たな発想による対応が必要ではなかろうか。
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