稲田朋美が杉田水脈を批判/メルトダウン日本
さすがに杉田水脈氏の程度の低さは多方面から批判を浴びている。
東京新聞7月25日
なんでこんな人間が国会議員なのかと思うが、比例候補だから当選が保証されているのだ。
その保証を与えているのは他ならぬ自民党総裁安倍晋三(首相)である。
⇒2018年7月24日 (火) 杉田水脈議員の発言にみる自民党のホンネ/ABEXIT(77)
意外だったのは、極右仲間の稲田朋美氏が批判の声を上げたことだった。
たまにはまともなことを言うのかと思ったが、化けの皮が剥がれるのは早かった。
日本国憲法を「新興宗教」と言ってのけたのだ。
憲法遵守義務などまったく意に介さないようであるが、よく司法試験に通ったものだ。
稲田議員は7月29日、自身のTwitterアカウントにこう投稿したのだ。
〈日本会議中野支部で『安倍総理を勝手に応援する草の根の会』が開催され、私も応援弁士として参加しました。支部長は大先輩の内野経一郎弁護士。法曹界にありながら憲法教という新興宗教に毒されず安倍総理を応援してくださっていることに感謝!〉
憲法教という新興宗教──。この発言はたとえば、憲法9条を改正すべき、という個別的な改憲論とはレベルが違う。憲法という存在そのものの全否定ともいえるものだ。
国会議員は、憲法99条で定められている通り《憲法を尊重し擁護する義務》を負っている。にもかかわらず、よりにもよってこの国の最高法規である憲法を「新興宗教」「毒」扱いしたのである。これは、国会議員の憲法遵守義務違反以外の何物でもない。
当然、この投稿に対して批判ツイートが殺到。すると、稲田議員は昨日(30日)の午後あたりに削除してしまった。
杉田水脈を批判した稲田朋美が「憲法教という新興宗教」暴言で炎上! カルトは安倍、稲田、杉田のほうだ
自民党からは、杉田議員に対してのお咎めはない。
稲田も杉田も安倍首相が自身で気に入って政界へ引き入れた人物である。
彼らの好きなようにさせては、日本という国がメルトダウンするのは必然である。
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