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2018年7月30日 (月)

モリカケ症候群(2)文科省の堕落/ABEXIT(78)

文部科学省科学技術・学術政策局長だった佐野太氏が受託収賄容疑で逮捕された事件は、政権の姿の反映ではないのか。
2018年7月 9日 (月) モリカケ症候群・東京医科大のブランディング/ABEXIT(69)
他人事のように「膿を出し切る」とか、「徹底して再発防止に取り組む」と言う言葉が虚しい。
元を絶たなければ同じことの繰り返しである。

東京医大は、「裏口入学リスト」を作っていたという。
具体的な選考調整の様子は以下のように報じられている。271807272
週刊文春7月27日号

まあ、我が子を希望の大学に入れてやりたいという親としての気持ちは分からないでもない。
しかし、裏口が本人のためにならないのは当然だ。
結果的に佐野氏の場合、子供の人生にも傷をつけてしまった。
悔やんでも悔やみきれないのではないか。
佐野氏の人物像は次のように語られている。
18072722
週刊文春7月27日号

安倍御用達のコメンテーター・上念司は、「息子を東京医科大に裏口入学させた佐野太は前川喜平の直系とのこと。しかも前川喜平が天下り斡旋で処分されてた時期にやってた。文科省が前川喜平みたいになってる」と言って拡散しようとした。
しかしこれはまったくのフェイクだったことが明らかにされている。

「佐野はたしかに前川氏が官房長時代にも官房政策課長、総務課長などを歴任しているが、『前川の直系』なんて関係ではない。むしろ、関係が悪かったという話もあるほどだ。というのも、佐野は科学技術庁入庁組で、文科省内の旧科技庁グループ、 “旧科技庁のドン”とも呼ばれていた沖村憲樹氏の一派だった」
 冲村氏は国立研究開発法人・科学技術振興機構特別顧問に天下りしているが、高村正彦・自民党副総裁に極めて近く、官邸や自民党大物議員にも顔が利く人物。実際、冲村氏が仕切る旧科技庁グループは前川氏が引責辞任した文科省の天下り問題でも、まったく扱いが違っていた。
 そもそも、政権が率先して不正を明らかにしたこの文科省への天下り調査は、加計学園認可に反対していた文科省幹部への報復、狙い撃ちだったという噂もあり、事実、官邸が文科省の天下り問題調査でターゲットにした吉田大輔高等教育局長(当時)は、獣医学部新設に強硬に反対していたと報じられている。
 ところが、同じ文科省でも旧科技庁グループ、冲村派の天下り問題は一切表に出てこなかった。当時、会員制情報誌「FACTA」(2017年3月号)が、文科省の天下りは冲村氏が仕切る科学技術庁グループのほうがひどいのに、政権与党との関係からか、不問に付されているということを指摘。国会でも追及がおこなわれた。
 そして、冲村氏の利権を暴いた「FACTA」の続報(2017年8月号)では、今回、逮捕された佐野容疑者が〈「冲村派」の中核メンバー〉として名指しされていた。
 つまり、佐野容疑者は、前川氏の直系どころか、安倍政権に極めて近い派閥に属する官僚だったのだ。実際、佐野容疑者は加計問題で官房長として内部調査や大臣答弁などにかかわってきたが、完全に官邸の言いなりだった。
逮捕された文科省局長は安倍政権に近い官僚だった! 裏口入学の交換条件の支援事業に加計学園も選定

文科省ではJAXAを担当していた川端和明国際統括官が、コンサルティング会社役員から飲食の饗応を受けていた。
Jaxa1807282
東京新聞7月28日

川端氏も人脈的には佐野氏と同じであろう。
安倍首相のモラル喪失の悪影響は留まるところがない。

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