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2018年6月26日 (火)

竹中平蔵氏の残業認識と高プロ制/ABEXIT(61)

政府与党は、国会期日を延長してまで悪法の成立を図る構えである。
その筆頭が「高度プロフェッショナル制度(高プロ制)であろう。
高プロ的な業務の重要性は認めるし、現在でもやっている場合はいろいろあるだろう。
例えば、研究者やアーティストなどである。

しかし、政府与党の導入しようとしている「高プロ制」は余りにも問題が多いと思われる。
この問題が社会的に大きな関心を集めたのは、電通の新入社員・高橋まつりさんが過労自殺したことがきっかけと言えよう。
2015年12月25日東大卒で電通に入社したいわゆる典型的な「勝ち組」コースに乗っていた彼女はなぜ死を選ばざるを得なかったか?

もちろん過労自殺といわれる高橋さんの労働実態をよく知らないし、自死に至る要因は複合的であり、第三者が詮索しても無意味であると思う。
しかし、いかのようなSNSへの書き込みを見れば、彼女が追い詰められていたことは確かだと思われる。
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電通で過労死した高橋まつりの「最期の15日間」がエグすぎる

「自殺するくらいなら転職すれば良かったのに」とか「この程度の時間外労働で」とかいう人もいる。
私自身も月100時間以上の残業が当たり前だった時期があるが、これも第三者が言うべき問題ではないだろう。
時間外労働については、「高プロ制」の旗振り役と言われている竹中平蔵氏のトンデモというかホンネの発言が評判になっている。
21806212
東京新聞6月21日

問題になっている発言を拡大しよう。
21806213

働いた時間で生産量を測れないタイプの仕事のウェートが高まっていること、そういう人に時間に縛られない働き方を認めるのは賛成である。
しかし、「残業代を補助金」という認識は間違いというべきだ。
こういう認識の学者(?)や経営者がいる限り、高橋さんのような悲劇が無くなることはないだろう。
「karosi=過労死」という言葉が国際的に通用する状況は、恥ずかしいと思うべきだろう。

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