加計理事長の記者会見の茶番／ABEXIT（５４）

愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐり、加計孝太郎理事長が１９日、初めて会見に臨んだ。
「総理のご意向」の文書の存在が明らかになって１年あまり。今も国会で審議され続けてきたが、疑惑に応えたとはまったく言えないな様だった。

東京新聞6月21日

会見を知らせるファクスが地元の報道各社に届いたのはその２時間ほど前のことだといい、大阪の地震やW杯の話題に集中しているタイミングを狙ったのだろう。
「一点の曇りもない」のだっただ、正々堂々と語れば良いのにと思うのは私だけではないだろう。

そういう姑息な対応が疑惑を増幅させてきたことに、反省がないのだろうか？

問題になっている学園からの面会報告は県職員が文書に記録していたものだ。
それを起点として当時の柳瀬唯夫首相秘書官が学園と県、市の担当者に会い、獣医学部新設へ向けた国家戦略特区の手続きが進んでいったのだ。

「記憶も記録もない」というだけでは、「記録」を否定する証拠にはならない。
面談した蓋然性は依然として高いのだ。
東京新聞6月18日

これで幕引きができると、本当に思っているのだろうか？

国会会期延長を「モリカケ」解明のために使え！