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2018年5月28日 (月)

「セクハラ罪はない」という閣議決定/ABEXIT(36)

安倍内閣は5月18日「衆議院議員逢坂誠二(立憲)提出セクハラ罪という罪に関する質問に対する答弁書」について、閣議決定した。

 財務省の福田淳一・前事務次官のセクハラ問題で、麻生太郎財務相が「セクハラ罪っていう罪はない」と発言したことをめぐり、政府は18日の閣議で「現行法令において、『セクハラ罪』という罪は存在しない」とする答弁書を決定した。
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 質問主意書では麻生氏の発言を「不適切」とし、撤回と謝罪を求めた。これに対し、答弁書では「セクシュアルハラスメントに該当し得る行為には多様なものがあり、これらの行為をセクシュアルハラスメントとして処罰する旨を規定した刑罰法令は存在しない」と説明。そのうえで、「セクシュアルハラスメントが刑罰法令に該当する場合には、強制わいせつ等の罪であり、『セクハラ罪』ではない」とした。
 麻生氏は記者会見で「セクハラ罪っていう罪はない」と繰り返し、各地で抗議活動が起きた。麻生氏の発言について、野田聖子男女共同参画相は10日の衆院総務委員会で「適切な表現ではない」と答弁した。
「セクハラ罪という罪はない」の答弁書、政府が閣議決定

確かに「セクハラ罪」という罪名はないだろう。
だから形式論理的には閣議決定は正しいと言えるかもしれない。
しかし、「意味は文脈に依存する」ろいう観点からするとどうだろうか?Photo_4

質問の主意は「セクハラが「公益通報」に該当する場合があるか?」である。
とすれば、見当違いの閣議決定と言わざるを得ない。
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「#MeToo」が世界的な動きになっているという現在の潮流からも、まったく妥当でないというべきである。
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まあ、麻生財務相を擁護したわけであろうが、擁護すべきではないことは明らかであった。
麻生氏を擁護している限り、財務省の諸問題が解決されるはずがない。
麻生氏自身が「膿」であると認識することが出発点である。
政権(および与党)の知的劣化に呆れるばかりである。
2018年4月17日 (火) セクハラ財務省に充満する腐臭/ABEXIT(6)
2018年4月20日 (金) 絶望の財務省&相/ABEXIT(9)
2018年4月30日 (月) セクハラと拉致と人権に向き合う姿勢/ABEXIT(16)
2018年4月25日 (水) 絶望の財務省&相(2)/ABEXIT(13)
2018年5月12日 (土) 自民党の構造的性差別意識/ABEXIT(23)

閣議決定なるものの「軽さ」は、内閣の軽さの証明であろう。

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