森友公文書改ざんは何を隠したかったのか?/公文書管理(5)
とりあえず、渦中の佐川前国税庁長官の喚問はあったが、疑惑自体は一向に解明されていない。
⇒2018年4月 5日 (木) 森友の公文書改ざん問題は解決していない/公文書管理(3)
どころか、財務省から森友側に、ゴミの撤去について口裏合わせを依頼していたとの報もあり、疑惑はますます深まっている。
それが、首相の「自分や妻が係わっていたら辞職する」発言の後だというから、これが事実であれば完全にアウトだ。⇒2018年4月 5日 (木) 森友の公文書改ざん問題は解決していない/公文書管理(3)
て
裁量労働制データ、森友文書、自衛隊日報と、これだけ連続しても居座り続けるというのだから大したものだ。
安倍政権は、「ごまかせそうなことはごまかす」という姿勢のである。
安倍政権は、「ごまかせそうなことはごまかす」という姿勢のである。
ところで、改ざんされた森友文書には、常識的に不可解なところがいくつかある。
第一は、経緯の詳しさである。
私は行政の現場に身を置いたことがないが、決裁文書にしては、政治家の名前、日本会議、安倍昭惠氏などの名前が多いような気がする。
私は行政の現場に身を置いたことがないが、決裁文書にしては、政治家の名前、日本会議、安倍昭惠氏などの名前が多いような気がする。
これをどう解釈するか?
おそらくは、近財の職員が本意ではない決裁文書だったからであろう。
この決裁文書が表面に出た場合、近財の意思決定が問われることになる。
その防衛策として、あちらこちらからの圧力があったことを残しておきたかったに違いない。
おそらくは、近財の職員が本意ではない決裁文書だったからであろう。
この決裁文書が表面に出た場合、近財の意思決定が問われることになる。
その防衛策として、あちらこちらからの圧力があったことを残しておきたかったに違いない。
したがって、改ざんによって削除された部分が、近財の担当者が盾にしようとしたものである。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- スキャンダラスな東京五輪/安部政権の命運(94)(2019.03.17)
- 際立つNHKの阿諛追従/安部政権の命運(93)(2019.03.16)
- 安倍トモ百田尚樹の『日本国紀』/安部政権の命運(95)(2019.03.18)
- 平成史の汚点としての森友事件/安部政権の命運(92)(2019.03.15)
- 内閣の番犬・横畠内閣法制局長官/人間の理解(24)(2019.03.13)
「思考技術」カテゴリの記事
- 際立つNHKの阿諛追従/安部政権の命運(93)(2019.03.16)
- 安倍トモ百田尚樹の『日本国紀』/安部政権の命運(95)(2019.03.18)
- 平成史の汚点としての森友事件/安部政権の命運(92)(2019.03.15)
- 横畠内閣法制局長官の不遜/安部政権の命運(91)(2019.03.12)
- 安倍首相の「法の支配」認識/安部政権の命運(89)(2019.03.10)
「公文書管理」カテゴリの記事
- 「加計疑惑」について「首相案件」という面談記録/公文書管理(8)(2018.04.11)
- 財務省主導の口裏合わせ/公文書管理(7)(2018.04.10)
- 昭惠夫人を国会に呼ぶのは“劣情”か?/公文書管理(6)(2018.04.09)
- 陸自日報隠蔽で稲田元防衛相を喚問せよ/公文書管理(4)(2018.04.06)
- イラク日報も隠蔽か?/公文書管理(2)(2018.04.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント