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2018年4月 9日 (月)

昭惠夫人を国会に呼ぶのは“劣情”か?/公文書管理(6)

「森友疑惑」は、安倍昭恵夫人が名誉校長に就任していた学校用地が、不当に安く売却されたことが発端である。
この学校の経営主体である「学校法人森友学園」は、傘下の幼稚園で、園児に軍歌を歌わせ、教育勅語を暗誦させ、「安保法制国会通過おめでとうございます」などと言わせていた、極右の思想を実践していた。
2017年2月24日 (金) 森友疑惑(4)系列幼稚園と日本会議/アベノポリシーの危うさ(138)

それがウソと隠蔽を重ね、公文書の改ざんという前代未聞の不祥事にまで発展したのである。
小さな隠蔽が、雪だるまのように大きくなって行った。
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2018年3月25日 (日) 日本の「闇」の核心(9)/日本の針路(402)

ところが肝心の安倍昭恵氏は、Facebookなどで発信はするものの、正面から説明しようとしない。
2017年3月18日 (土) 森友疑惑(25)昭惠夫人の役割/アベノポリシーの危うさ(160)
2017年3月25日 (土) 森友疑惑(32)焦点となった昭惠夫人/アベノポリシーの危うさ(167)

疑惑の中心に位置していることは海外メディアも報じている。
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このような状況であれば、どこか正式の場でコメントする責務があると考えるべきだ。
国会が最もふさわしいであろうことは言うまでもない。
ところが、平井文夫という「フジテレビ上席解説委員」は、昭惠氏を国会に呼びたいと思うのは、国民の“劣情”だと言ってのけた。20180404_1520043
「週刊朝日」4月13日

安倍政権は、第一次政権時の反省として、メディア対策には入念である。
その成果の一端であろうが、こうまで言うと逆効果なのに気が付かないのか?

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