吉野彰博士が日本国際賞受賞/知的生産の方法(174)
吉野彰博士が「Japan Prize:日本国際賞」を受賞した。
「日本国際賞」)とは、「国際社会への恩返しの意味で日本にノーベル賞並みの世界的な賞を作ってはどうか」との政府の構想に、松下幸之助氏が寄付をもって応え、1985年に実現した国際賞である。
全世界の科学技術者を対象とし、独創的で飛躍的な成果を挙げ、科学技術の進歩に大きく寄与し、もって人類の平和と繁栄に著しく貢献したと認められる人に与えられ、毎年、科学技術の動向を勘案して決められた2つの分野で受賞者が選定される。
東京新聞3月7日
吉野博士は、次のノーべル賞の最短距離にいると言われる。
京都大学で福井謙一博士の流れに位置する研究者である。

⇒2017年9月25日 (月) 日本の研究力を回復するために・基礎と自由/日本の針路(330)
京都大学で福井謙一博士の流れに位置する研究者である。

⇒2017年9月25日 (月) 日本の研究力を回復するために・基礎と自由/日本の針路(330)
「IT革命」ということが喧伝されたのは世紀の変わり目の頃だった。
爾来20年近くである。
「IT革命」の次は「ET革命だと吉野さんは言う。
「ET」のEはエネルギーや環境を、T は技術を表す。
既にリチウムイオン電池の用途は、電気自動車(EV)向けがIT機器向けを上回っているという。
かつて電気はためられな いもの、と考えられていた。
しかし、近未来に数千万台に上ると予測されている電気自動車が蓄電の役割を担う。
そうすれば、電気の需給は劇的に変化するのだ。
リチウムイオン電池というシステムを実証しモバイル革命と持続的発展に貢献
吉野博士の業績は以下のように紹介されている。
リチウムイオン電池というシステムを実証しモバイル革命と持続的発展に貢献
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