国際標準を逸脱した安倍政権のセクハラ認識/ABEXIT(8)
SNS上で「#MeToo(私も)」のハッシュタグでセクハラを告発するムーブメントが発生したことは日本でもよく知られているはずだ。
ピュリツァー賞のダナ・カネディ事務局長は、受賞理由について次のように述べた。「権力と富を握り、弱みに付け込み性犯罪を犯す人間たちは、長い間被害者たちを抑圧し、野蛮な行為をし、黙らせた。(ニューヨーク・タイムズやニューヨーカーなどの報道機関は)その責任を追求した。その結果、全世界的に女性に対する性的虐待について深く考えるきっかけを与えた」。
ピュリツァー賞、「MeToo」ムーブメント起こしたセクハラ報道が受賞
ところが、日本ではなかなか「#MeToo」ムーブメントは広がらない。
下記のような音源まで公表されているのだ。
「週刊新潮」2018年4月19日号
にみかかわらず、財務省は完全否定の上、被害者を出せと文書でコメントした。
⇒2018年4月17日 (火) セクハラ財務省に充満する腐臭/ABEXIT(6)
麻生太郎財務相は記者団に対し、「(女性記者)本人が申し出てこなければどうしようもない」「こちら側も言われている人の立場も考えないと。福田の人権はなしってわけですか」などと言っている。
安倍首相も『総理』の著者・山口敬之に関して、知らんぷりを決め込んでいる。
⇒2017年5月12日 (金) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑/アベノポリシーの危うさ(206)
⇒2017年5月15日 (月) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(続)/アベノポリシーの危うさ(208)
⇒2017年6月 3日 (土) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(3)/アベノポリシーの危うさ(224)
⇒2017年6月21日 (水) アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(4)/アベノポリシーの危うさ(239)
⇒2017年12月 8日 (金) スパコン補助金詐取容疑者と山口敬之/アベノポリシーの危うさ(326)
こんな男たちが君臨しているようでは、「#MeToo」は広がり難い。
しかし、当然のことながら、福田財務次官は辞任することになった。
海外メディアには、加害者をかばう麻生大臣、安倍政権の問題に疑問を呈す海外報道もあった。
代表的なのが、13日電子版で「I won’t discipline mandarin over sex claim, says Japan minister」(性被害を告発された官僚を更迭するつもりはない。日本の大臣が発言)との見出しを打った英紙タイムズだろう。冒頭から麻生太郎財務相を主語に、〈女性記者へのセクハラが告発された事務次官の更迭を拒否したのち、今日、新たな批判を巻き起こした〉と辛辣に書いた。同紙は「週刊新潮」の報道をもとに「Can I touch your breasts?」などの福田次官の破廉恥発言や、その後の政府対応を紹介しながら、麻生財務相が福田次官の更迭やさらなる調査をしない考えを示したことを取り上げている。
安倍・麻生コンビは、日本の民意と乖離していると同時に、国際感覚が欠如しているのだ。
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