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2018年3月 3日 (土)

森友疑惑(68)財務省が文書改竄?/アベノポリシーの危うさ(337)

学校法人・森友学園(大阪市)との国有地取引の際に財務省が作成した決裁文書について、契約当時の文書の内容と、昨年2月の問題発覚後に国会議員らに開示した文書の内容に違いがあることがわかった、と報道されている。

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 学園側との交渉についての記載や、「特例」などの文言が複数箇所でなくなったり、変わったりしている。複数の関係者によると、問題発覚後に書き換えられた疑いがあるという。
 内容が変わっているのは、2015~16年に学園と土地取引した際、同省近畿財務局の管財部門が局内の決裁を受けるために作った文書。1枚目に決裁の完了日や局幹部の決裁印が押され、2枚目以降に交渉経緯や取引の内容などが記されている。 朝日新聞は文書を確認。契約当時の文書と、国会議員らに開示した文書は起案日、決裁完了日、番号が同じで、ともに決裁印が押されている。契約当時の文書には学園とどのようなやり取りをしてきたのかを時系列で書いた部分や、学園の要請にどう対応したかを記述した部分があるが、開示文書ではそれらが項目ごとなくなったり、一部消えたりしている。
森友文書、問題発覚後に書き換えられた疑い 財務省の文書から「特例」などの文言消える

それにしても、闇に隠れていたことが次々と表面化している。
ひょっとすると、行政からの内部告発なのか?
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以下のような推測もある。
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元経産省の古賀茂明氏に『日本中枢の狂謀』講談社 (2017年5月)がある。
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まさにそんな雰囲気である。
権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する=Power tends to corrupt and absolute power corrupts absolutely.」というアクトン卿の言葉を連想する。

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