« 日本の「闇」の核心(10)/日本の針路(403) | トップページ | 日本の「闇」の核心(12)/日本の針路(405) »

2018年3月27日 (火)

日本の「闇」の核心(11)/日本の針路(404)

「森友疑惑」に関して、衆参両院の予算委員会で、佐川宣寿・前国税庁長官(前理財局長)への証人喚問が行なわれた。
「刑事訴追の恐れがあるので」と、予定調和のような答弁拒否の連続であり、普通に考えれば疑問は深まった。
〈3分でわかる〉佐川宣寿氏の証人喚問が終わったので、気になるポイントをまとめました」は以下のようにまとめている。

Photo
尋問は衆参合わせて、およそ4時間に及んだ。だが、真相解明には程遠い内容だった。
今回の証人喚問では「誰が、いつ、どのように改ざんしたのか」「誰が改ざんを指示したのか」「佐川氏は改ざんを知っていたのか」など、改ざんの経緯をめぐる真相の解明が求められていた。
しかし、改ざん文書に関わる質問を受けると、佐川氏は「刑事訴追をうける可能性がある」とし、一貫して証言を拒否した。
一方、決裁文書の改ざんや国有地取引に安倍首相や妻の昭恵氏、首相官邸や政治家の関与について問われると、「一切なかった」「不当な働きかけはなかった」と明確に否定した。

自民党の二階幹事長は「疑念は晴れた」と語っているが、本気でそう思っているとはとても思えない。
特に、「誰が、いつ、どのように改ざんした?」については、まったく証言しておらず、疑惑は晴れたというよりも、深まったと言うべきである。
特に安倍昭恵氏の関与について、きっぱりと(!)「ぎざいません」と答弁したのが印象的だった。
日本共産党の小池晃氏や立憲民主党の逢坂誠二氏との質疑において、以下のようなやり取りがあった。

小池氏は「(改ざん前の)決裁文書を見た時、安倍昭恵さんの名前が出てきて、どういう印象を持ったか」と質問。
佐川氏は「見たのか、見ないのかというご質問。私自身が書き換えられた文書をいつ認識したのかという問題そのもの」として、証言を控えた。
立憲民主党の逢坂誠二衆院議員も同様の質問をおこなったが、佐川氏は「見たか、見なかったも含めて、私の捜査の範囲に入っていると思う」と証言を拒否した。

まあ国会での尋問の限界ではあろうが、大真面目でやっている姿は滑稽感さえあった。
佐川氏自身が、「真相が明らかになったと思うか?」と問われ、「さきほどから各委員にお叱りを受けております。実際にどういう経緯で、誰がやったのかについてはお答えできていないので、ご満足できていないだろうと...」答えている。
これではいつまで経っても幕引きはできないだろうなあ。
それにしても、佐川氏は、この期に及んで何に忠義建てをするのだろうか?

|

« 日本の「闇」の核心(10)/日本の針路(403) | トップページ | 日本の「闇」の核心(12)/日本の針路(405) »

ニュース」カテゴリの記事

思考技術」カテゴリの記事

日本の針路」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/395349/73187914

この記事へのトラックバック一覧です: 日本の「闇」の核心(11)/日本の針路(404):

« 日本の「闇」の核心(10)/日本の針路(403) | トップページ | 日本の「闇」の核心(12)/日本の針路(405) »