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2018年2月 3日 (土)

森友疑惑(64)佐川長官の虚偽答弁/アベノポリシーの危うさ(335)

森友疑惑に関連して、1日の参院予算委員会で、共産党の辰巳孝太郎議員が、籠池泰典前理事長が、財務省の担当室長と面会した直後、安倍晋三首相の妻、昭恵氏から「電話があった」と語っている新たな音声データの存在を明らかにした。

  籠池前理事長は16年3月11日、小学校を建設中だった国有地で「新たなごみ」が見つかったと財務省近畿財務局に報告。同月15日に同省本省で田村嘉啓・国有財産審理室長(当時)と面会し、昭恵氏の名前を挙げながら対応を求めていた。
 辰巳氏によると、音声データは田村氏との面会翌日、籠池前理事長夫妻と近畿財務局の協議を録音したもの。前理事長は「財務省から出た直後、学園の名誉校長を務めていた昭恵氏から電話があり、『どうなりました。頑張ってください』と伝えられた」と語っているという。  参院予算委で辰巳氏に事実関係を尋ねられた安倍首相は「事前に質問の通告を受けていない」と即答せず、今後確認する意向を示した。
籠池氏「財務省から出た直後、昭恵氏から電話あった」

首相は2日の衆院予算委員会で、「妻に確認したところ、そのような電話はしていないということだった」と述べた。
いわゆる藪の中である。
当事者自身に確認して「していない」ということは証拠能力があると言えるだろうか?
「ない」ことを証明せよという「悪魔の証明」などと言って逃げていないで、偽証罪に問われる条件のもとに、昭惠氏自身が国会で証言すれば良いだけである。
籠池前理事長は、「堂々と」やっているのである。
場合によっては、両人を対峙させれば良い。
国会での証言を頑なにそれは拒否しているが、それではいつまでも終わらないだろう。。
長期拘留中の籠池氏も、証拠隠滅など考えられないので、釈放すればいいのに、と思う

森友問題については、佐川国税庁長官(前理財局長)の答弁の矛盾がはっきりした。
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文書「全て廃棄」→存在 値引き「適正」→過大の疑い 佐川氏答弁 次々破綻

頭脳明晰と思われる佐川氏は、何でこんなムリ(非論理的)な答弁をしているのか?
それは安倍首相夫妻を「忖度」しているからに他ならないだろう。
財務省側が、昭恵夫人が名誉校長であることは十分に承知していたからである。
180202
東京新聞2月2日

昭惠夫人の存在が国有地値引きに関係していることは明白である。
それでも「妻が言っていない」というだけなのか?

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