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2018年1月 6日 (土)

結果を出した闘将・星野仙一/追悼(114)

プロ野球・中日ドラゴンズの投手として活躍し、中日、阪神、楽天の3球団などで監督を務めた星野仙一さんが、4日亡くなった。

Ws000000_2 星野さんは岡山県出身。倉敷商高を卒業後、明大へ。1969年、中日にドラフト1位で入団した。投手として82年までの14年間で、通算146勝121敗34セーブ、防御率3・60の成績を残した。73年からは5年連続で2けた勝利を挙げるなど活躍し、74年には沢村を受賞した。
 87年から91年、96年から2001年までの2回、中日の監督を務め、1度ずつリーグ優勝を果たした。02年からは阪神の監督を2季務め、03年にチームを18年ぶりのリーグ優勝に導いた。08年の北京五輪では、アジア地区予選から日本代表監督を務めたが、メダルを獲得できず、翌年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督は、次期候補と有力視されながら辞退した。
 11年から楽天を率いた。13年には創設9年目の球団を初の日本一に導き、自身としても監督通算16年目で初の頂点に。三原脩、西本幸雄と並び、3球団でリーグ優勝を成し遂げた監督となった。計17年で通算1181勝。戦後生まれでは初の1000勝監督になった。15年からは楽天球団の副会長を務め、新人選手の獲得などに尽力した。
星野仙一さんが死去 プロ野球中日・阪神・楽天で監督

武闘派の印象が強いが、小学6年生の時には同じ学年の障害を持った友人を1年間毎日、おんぶして学校まで登校していたと自著で述べている。
ボランティア活動に熱心で、選手には「人生の1%をボランティアに捧げ」と説き、自身は毎年のように地元岡山の障害者施設に寄付を行っている。
「今の若い者は」という言い方を嫌い、「今の若い者には若い者の良さがある。今の選手には今の選手なりの接し方があるんだよ」と述べている。

中日では2度、阪神・楽天で優勝を果たしているが、すべて前年5位以下の低迷時に引き受け、4年以内に優勝を果たした。
結果を出しているのは、知将であることの証明であろう。
2016年7月、急性膵炎を発症した際に膵臓癌が発覚したが本人の強い意向で病については一切公にされなかった。
2017年11月28日と12月1日には自身の「野球殿堂入りを祝う会」に出席していたが、年が明けた2018年1月4日膵臓癌のため死去した。

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