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2017年12月 9日 (土)

いかがわしい安倍夫妻の交友人脈/アベノポリシーの危うさ(327)

「類は友を呼ぶ」という言葉を裏書きしているのだろうか?
スパコン開発の星と目されていたベンチャー企業の社長が詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕されたが、その社長が安倍首相との近さを売りにしている元TBS記者の御用ジャーナリスト、山口敬之氏の“パトロン”だった。
⇒2017年12月 8日 (金):スパコン補助金詐取容疑者と山口敬之/アベノポリシーの危うさ(326)
⇒2017年6月21日 (水):アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(4)/アベノポリシーの危うさ(239)
⇒2017年6月 3日 (土):アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(3)/アベノポリシーの危うさ(224)

安倍首相夫人の昭恵氏も、大麻への傾倒やカルト的人物との交流が有名だ。
⇒2017年4月 9日 (日):森友疑惑(43)昭惠夫人の壮大な勘違い/アベノポリシーの危うさ(180)
⇒2017年4月12日 (水):森友疑惑(44)重要参考人・安倍昭惠/アベノポリシーの危うさ(181)
⇒2017年4月17日 (月):森友疑惑(46)昭惠夫人と反社会的勢力/アベノポリシーの危うさ(183)

昨年10月に大麻所持容疑で逮捕された鳥取県の大麻加工販売会社社長も、元女優の高樹沙耶も昭恵夫人と親交があった。
森友学園の籠池前理事長を含め、わずか1年余りの間に、オトモダチが4人も逮捕されている。
普通は首相夫人ともなれば、身辺に気をつけるだろう。

スパコン開発の斎藤社長も、山口敬之氏の人脈をフル活用したようである。
内閣府の経済財政諮問会議「2030年展望と改革タスクフォース」で共同座長を務め、自民党の「経済構造改革に関する特命委員会」に講師として招かれた。
百田尚樹氏と共通する匂いである。

斉藤容疑者は巨額投資が必要なスパコン開発のために資金繰りにあれこれ苦労していたようである。

 民間の信用調査機関などによると、関連会社で尋常ではない増資が繰り返されていた実態が見受けられるのだ。これらの増資に助成金が充てられていた疑いもあり、特捜部が資金の流れを調べているという。
Ws000000 ペジー社のスパコンの“核”である高効率液浸冷却装置の製造をする「エクサスケーラー」社は、2014年4月に資本金5000万円で設立されたが、その後、今年6月までの3年間で、実に13回もの増資を行い、現在資本金は27億円にまで膨らんでいる。
「メディアなどで技術力は評価を受けていましたが、売り上げや利益を思うように計上できず、財務状態は追いついていなかったと推測されます。資金は助成金や投資としての直接調達がメインだったようです」(調査機関関係者)
・・・・・・
 そして驚くのは、会社はカツカツのはずなのに、斉藤容疑者が住んでいたのが、御茶ノ水の高台にある高級賃貸レジデンスだということ。17階建てのビルは下はオフィス、上層部の4フロアが住宅で、1戸の広さはナント126平方メートル。「外国人エグゼクティブにもお薦めのゆったりとした間取り」と不動産情報サイトで紹介されるようなゴージャス物件だ。
 斉藤容疑者は、安倍首相と親しい元TBS記者の山口敬之氏が事務所にしていた高級賃貸レジデンスの費用も負担していたと「週刊新潮」に報じられているが、そうした費用はどこから出ていたのか。また、自転車操業の財務力にもかかわらず山口氏に便宜を図っていたとしたら、そこまでしたのはどうしてなのか。闇は深そうだ。
アベ友スパコン詐欺 3年13回の怪しい増資と金満生活の闇

何やらバブル時代を彷彿とするような話である。
金融緩和政策の副作用や出口戦略に思いが向かないような安倍首相は、本気で株価の高騰を「アベノミクスの成果」と喜んでいるのかも知れない。

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