スパコン疑惑の核心としての官邸人脈/アベノポリシーの危うさ(332)
スーパーコンピュータを巡る詐欺事件が、はしなくも安倍政治の一端を垣間見せつつある。
一般的には知名度が低いであろう「ペジーコンピューティング」というベンチャー企業が、なぜ多額の公的資金を得ることができたのか?
逮捕された斉藤容疑者が官邸と近くにあったことだと考えられる。
安倍首相のヨイショ本(『総理』(2016年6月)、『暗闘』(2017年1月)いずれも幻冬舎)の著者の山口敬之氏と斉藤容疑者の交友関係はつとに知られていた。
⇒2017年12月 8日 (金):スパコン補助金詐取容疑者と山口敬之/アベノポリシーの危うさ(326)
⇒2017年6月21日 (水):アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(4)/アベノポリシーの危うさ(239)
⇒2017年6月 3日 (土):アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑(3)/アベノポリシーの危うさ(224)
⇒2017年12月 9日 (土): いかがわしい安倍夫妻の交友人脈/アベノポリシーの危うさ(327)
山口氏は、今や準強姦容疑で逮捕寸前だったところを、菅官房長官と親しい(秘書官を務めたことがある)中村格警視庁刑事部長により、逮捕状の執行を免れた人として有名になってしまったのであるが。
スパコン詐欺 ベンチャー社長の華麗人脈と特捜部長の評判
スパコンの補助金にも官邸への「忖度」が働いていたであろうことは当然の推測であろう。
「週刊新潮」12月28日号の記事には、以下のような記述がある。
久しぶりに、巨悪に挑戦する特捜部が期待できるのか。
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