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2017年10月19日 (木)

アベノミクスというイカサマ/日本の針路(346)

安倍首相は、安倍政権の実績として、GDPが50兆円増えただとか、株価が21年ぶりの高水準だとか言っている。
しかし、GDP統計を研究開発費等を加算するという姑息な手段でかさ上げしているし、株価も、公的資金をジャブジャブ使って高値を維持しているのはミエミエだ。
これはイカサマ師の口上である。

「もし消費税が上げられなかったら、それはアベノミクスが失敗したということだ」と安倍首相自身言っていたことを忘れてはならない。
それを、「内需を腰折れさせかねない。延期すべきだと判断した」と述べて先送りした。
「新しい判断だ」と臆面もなく口にしたのである。
⇒2016年6月 8日 (水):誤りを謝らなくてもいい口実/永続敗戦の構造(3)
⇒2016年6月 2日 (木):精神鑑定が必要な安倍首相/アベノポリシーの危うさ(75)

アベノミクスによって庶民の暮らしが良くなったと思っている人など皆無であろう。
「厚生労働省 毎月勤労統計調査 平成27年分結果確報より」となっているグラフに、誰かがキャプションを加筆したグラフがある。
Photo

実質賃金が上がらないでは、暮らしは良くならないし、消費は抑制せざるを得ない。
それが経済の実相である。
その辺の事情を「週刊新潮」10月19日号は次のように書いている。
20171019_2119412

アベノミクスなどと、経済政策に自分の名前を付けるなどと言う慎みのないことは、保守の人間のするべきことではないだろう。
マジメな保守が眉を顰めるのは当然だが、希望の党は「ユリノミクス」などと同じ轍を踏んでいる。
「一度目は喜劇だが、二度目は悲劇である」という言葉を見事に裏書きするものだろう。

安倍失政のセイで、エンゲル係数などという懐かしい言葉が復活した。
1710172
日刊ゲンダイ10月17日

実質賃金のグラフを民主党政権時代を外して左に寄せたグラフもある。
2
安倍の経済失政は明白

なんとスムーズに繋がる。
つまりいろいろ問題はあったにせよ、民主党政権は自民党に比べ、頑張っていたのである。

憲法問題は知らないが、アベノミクスで景気を良くしてくれそうだから自民党に投票する、
というノーテンキな人がいますが、そういう人はよくよくこのグラフをみるべきです。
安倍は外に戦争の不安を煽り、内に老後の不安を煽り、社会保障をどんどん削っています。
だから個人は消費しない(したくてもできない)し、企業は内部留保をためこみます。
それがアベノミクスで、安倍は、ますますアベノミクスのエンジンをふかす、と言っています。
そんなことをすれば経済は逆噴射で奈落の底に墜落します。
それでも、マスコミの調査では選挙は自民が大勝するそうです。
あなたは、いったい、自民党に何を期待しているのですか?
安倍の経済失政は明白

「本音のコラム」欄で、竹田茂夫法政大学教授が『幸せな日本人』と題して、次のように書いていた。
1710192
東京新聞10月19日

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