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2017年10月13日 (金)

今、そこに見える「国難」/日本の針路(344)

安倍首相は解散を自ら「国難突破解散」と名付けた。
言わんとしているところは、北朝鮮の脅威と少子高齢化という国内事情のようである。
しかし、世間では「安倍政権の継続こそが国難だ」という声も聞こえる。
「国難だ」と言って、異論を排除してきた歴史もある。
大政翼賛会がその例であるが、まさに似たような雰囲気になりつつある。

しかし「国難」と呼ぶかどうかは別として、目に見える危機があることは確かだ。
米軍普天間基地に所属する大型輸送ヘリCH53が東村高江の牧草地に墜落、炎上した。
現場には米軍による規制線が張られ、立ち入り禁止になっている。

 12時頃、自民党の岸田文雄政調会長が比嘉なつみ候補(沖縄3区・自民)と現場を訪れた。
 親米の政権党だからだろう。2人はいとも簡単に規制線をくぐれた。規制線は現場から400~500m離れた位置に張られている。
 同じく沖縄3区の玉城デニー候補は規制線の中に入れなかった。玉城候補は野党でしかも基地反対を掲げる政治家だ。
 「同じ候補者なのにおかしいではないか」。抗議の住民・市民と警察が揉み合いとなった。現場は一時緊迫した。
 午後1時頃、翁長知事が現場を視察し「国難とはこういう状況だ」と語気を強めた。
地元農民・西銘晃さんの土地に墜ちたのだが、である。
【沖縄発】翁長知事「国難だ」 米軍ヘリ、牧草地に墜落 自分の土地に入れない農民

現場の状況をテレビの映像などで見る限り、明らかに「墜落」というイメージである。
しかし米軍は緊急着陸と公表し、日本政府もそう表現している・
1710132
東京新聞10月13日

事故原因は「日米地位協定」により、日本はアンタッチャブルである。
翁長知事のいうように、これこそが「国難」ではなかろうか。

そして「もの作り日本」を象徴する企業の不祥事続きである。
神戸製鋼や日産自動車の検査不正である。
検査部門の強い力が優れた品質を担保してきたのだ。
「〇〇ミクス」という浮ついた経済政策の裏側で、堅実な企業が浮利に走ってしまったのではないか。

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