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2017年8月20日 (日)

加計疑惑(46)先行事例としての千葉科学大/アベノポリシーの危うさ(278)

加計学園獣医学部の先行事例として、銚子市の千葉科学大学がある。
私はかつて千葉県民だったが、寡聞にして千葉科学大の存在を知らなかった。
ググってみると、以下のような大学だった。
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みんなの大学情報

大学の評価が偏差値で決まるとは全く思わないが、上記サイトでどのような大学と肩を並べているのかを見てみた。
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今治市で加計学園獣医学部問題を追及している黒川敦彦さんのツイートである。
Photo

千葉科学大学開設の経緯は以下のようである。

 千葉科学大学は野平匡邦・銚子市長(当時)の誘致で2004年、この地に開校した。野平氏は2002年、大学誘致を選挙公約に掲げて初当選したのである。
 開校前年の2003年、市民が1万7,635筆の「大学誘致の是非を問う住民投票の請願」を提出したが、市議会が否決している。
 加計学園の誘致は野平氏の経歴と無縁ではない ―
 1997年(平成9年)から1999年(平成11年)まで岡山県副知事。(岡山県は加計孝太郎氏のお膝元)
 2002年(平成14年)から現在まで加計学園・岡山理科大学の客員教授。(以上、野平匡邦氏のHPより)
 野平氏が「カケさん」と理事長を呼ぶ口調には、親密さが伺えた。20年来の付き合いだけはある。
 野平氏に誘致の経緯を振り返ってもらった―
 誘致の条件として加計学園側は完全整備済みの土地15haを無償譲渡するよう求め、さらに上物(校舎)建設費などの補助金95億円を要求してきた。
 最終的には77億5千万円の補助金を銚子市が加計学園に出すことで落ち着いた。土地は無償貸与となった。(本部キャンパスは売買)
 ただし、「(土地の)所有権の譲渡については協議する」との一筆が入った。底地(建物の下の土地)を持たなければ、学園側は銀行から低利融資が得られなかったからだ。
【銚子発・アベ友疑獄】 加計学園のスキーム教えます 元財政当局者「第2の夕張にしてはならない」

2014年5月、加計学園・千葉科学大学の開校10周年式典に安倍首相は来賓として出席し、加計孝太郎理事長を「腹心の友」と言ったのだ。
今治市の獣医学部が銚子市の千葉科学大に比べ、段違いに優秀な学生を集められるとは思えない。
獣医師の偏差値について、以下のようなツイートがあった。
Photo

疲弊化が進む地方都市にとって、若者が集まる大学誘致は魅力的に思えるだろう。
しかし、よく吟味しないと、破滅の道を加速することになる。

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