アホな内閣(11)安倍首相の国語力/アベノポリシーの危うさ(205)
安倍首相が改憲について従来より踏み込んだ発言をした。
⇒2017年5月 3日 (水):新安保法はやはり憲法違反/アベノポリシーの危うさ(198)
⇒2017年5月 6日 (土):アホな内閣(9)憲法遵守義務違反の首相/アベノポリシーの危うさ(200)
しかし首相の憲法解釈は正しいのか?
ビックリするような国語力のレベルであり、とても多様な論点を理解しているとは思えない。
首相は、特に学力に秀でているべきだなどと言うつもりではない。
しかし、一国の首相たるもの、国語については最低限の水準を越えていなければならないのではないのか。
安倍首相が1月24日の参院本会議での答弁で、漢字を読み間違えていたことが評判になった。
討論の流れ
蓮舫「安倍総理は『国会の中でプラカードを掲げても何も生まれない』と言った!我々を馬鹿にしているのか!」
↓
安倍総理「一般論を言っただけで、民進党とは一言も言っていない。思い当たる節があるのでしょうか?」
↓
見事な論破に大盛り上がり
↓
蓮舫、下を向いて顔を隠す
この流れの中で安倍総理はこう話している。「自らに思い当たる節がなければ、これはただ聞いていただければいいんだろうと思うわけでありまして、訂正でんでんというご指摘は全く当たりません」
安倍総理が「訂正云々」を「訂正でんでん」と読み間違えた説が浮上
「云云」(うんぬん)を「伝伝」(でんでん)と読み間違えたらしい。
答弁原稿を見てみたいものだが、答弁を用意した担当者も、まさかルビが必要だとは思わなかったに違いない。
ツイッターには、下記のような皮肉も。
かつて麻生副首相が、未曾有をミゾユウと読んで顰蹙を買ったが、それを越えるレベルであることは間違いない。
「美しい日本」を標榜するならば、最低限の国語はマスターすべきだろう。
数学者の藤原正彦氏も『祖国とは国語』新潮文庫(2005年12月)と言っているではないか。
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