アベ友・山口敬之氏の超弩級疑惑/アベノポリシーの危うさ(206)
森友学園にしろ、加計学園にしろ、安部首相のお付き合いが問題の原因である。
⇒2017年2月26日 (日):森友疑惑(6)名誉校長・安倍昭惠総理夫人/アベノポリシーの危うさ(140)
⇒2017年4月27日 (木):加計疑惑(2)文春砲始動か?/アベノポリシーの危うさ(192)
「週刊新潮」5月18日号が、アベ友の1人、山口敬之氏の驚くべき疑惑を報じている。
『警視庁刑事部長が握り潰した「安倍総理」ベッタリ記者の「準強姦逮捕状」』というオドロオドロシイ記事である。
山口敬之氏とは何者か?
上記リードでは、「安倍総理がもっとも信頼しているジャーナリスト」のようである。
Wikipediaによる来歴は以下のようである。
東京都出身。筑波大学附属中学校・高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業後の1990年4月にTBS(現・東京放送ホールディングス)に入社。
・・・・・・
入社当初は報道カメラマンのセクションに配属され雲仙普賢岳火砕流、臨時プノンペン支局でカンボジア国際連合平和維持活動等を取材。その後、1993年に特派員としてロンドン支局に赴任。
・・・・・・
帰国後、社会部(警視庁、運輸省など)、政治部(官邸キャップ、自民党、外務省など)を担当。その後『JNN報道特集』プロデューサー、外信部を経て、2013年からワシントン支局長。
ワシントン支局長時代の2015年3月、「ベトナム戦争当時の韓国軍慰安所の存在を指摘するアメリカの公文書」に関する調査報道の記事を『週刊文春』(同年4月2日号)に発表した。
2016年6月に『総理』幻冬舎という本により著作者としてデビューしたことから窺えるように、安部首相サイドに立ったライターである。
私は、安倍信者の知人が貸してくれた『暗闘』幻冬舎(2017年1月)を読んでみた。
予想以上に安倍ベッタリの文章で、ジャーナリストとしての矜恃など、一片も感じられなかった。
まさに太鼓持ちと呼ぶのが相応しい。
こういう仲間内で、利権を操作しているのであり、実に寒々とした世界である。
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