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2017年3月20日 (月)

森友疑惑(27)愛国者たちの実相/アベノポリシーの危うさ(162)

“火ダルマ”状態の稲田朋美防衛相が、17日の衆院外務委で、日報問題に関する特別防衛監察を開始したことを明らかにした。
特別防衛監察とは何か?

防衛相直属の防衛監察本部が独立した立場で、防衛省・自衛隊の全ての組織に対して行う監察業務。
同本部は、旧防衛施設庁の官製談合事件などの不祥事を受け、2007年9月に設置された。 検事や公認会計士など外部の人材も登用し、元高検検事長がトップの防衛監察監を務めている。
特別防衛監察とは

MPとか憲兵のような立場だろうか。
実際にどう運用されてきたのか?

「特別防衛監察は直近では、2016年に海自の次期多用途ヘリコプターの機種の選定過程が不適切と判断され、当時の海上幕僚長が訓戒処分を受けました。しかし、この監察では、監察対象である防衛計画課長が監察を指示したり報告書を修正したりしていました。さらに驚いたのは、計画課長自らが、監察の結果を発表し、記者レクまでしていたのです。省内職員も唖然としていて、処分された海幕は怒り心頭でした。しかも、調査に1年もかかったわけで、今回も『稲田大臣が対外的にリーダーシップをPRするための時間稼ぎ』とみられています」
 稲田氏が現場職員を憤慨させている理由はこれだけじゃない。森友問題もあるという。
「森友問題は、稲田大臣の個人的な問題です。にもかかわらず、稲田大臣の事務所や政策秘書が頼りないため、森友との関係について、防衛省秘書課が組織的に答弁書を作成して補佐している。秘書課というのは本来、職員全体のコンプライアンスを担当する部署。それが大臣の私的な問題について右往左往している。とても見ていられないし、まともな業務を遂行できるはずがありません」(前出の防衛省幹部)
特別防衛監察は時間稼ぎ 稲田防衛相に現場職員が激怒

まあ、いくらリーダーシップを示そうと思っても、国会でおたおたしている姿を見せられては、現場は言うことを聞く気がしないだろう。
自衛隊秋田地方協力本部大館出張所の40代の男性隊員が、「稲田防衛大臣(女性)は少々頼りないですが」と自衛官募集のビラに書いた通りである。
⇒2016年12月 4日 (日):不適格大臣列伝(4)・稲田朋美防衛相-2/アベノポリシーの危うさ(111)

問題がどんどん拡散して、焦点がボケつつあるが、森友学園問題の本質は、籠池理事長という怪しげな人物が経営する学校法人に対して、財務省や大阪府などが支援ともいうべき異例な優遇を行ったことである。

この問題を貫く1つのキーワードが「愛国心」であろう。
森友学園が塚本幼稚園で愛国教育を標榜していたのは周知の事実だし、日本会議も愛国心を強調している団体である。
愛国教育をウリした学校法人が異例の厚遇を受けて、新規に小学校を開校寸前まで行っていたのである。
Photo

18世紀イギリスの文筆家サミュエル・ジョンソンは、「愛国心は無頼漢たちの最後の避難所」という警句を遺している。

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投稿: Daviddig | 2017年3月21日 (火) 22時20分

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