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2017年3月12日 (日)

森友疑惑(19)稲田防衛相の係わり/アベノポリシーの危うさ(154)

森友学園疑惑は、認可申請取り下げ、理事長辞任で幕引きできるような疑獄ではない。
まあ、安倍首相も相当慌てているようだから、急ぐ必要はない。
ゆっくり、着実に、ベールを剥がしていけばいいのだ。
登場人物は多彩であるが、籠池理事長は日本会議の幹部である。
⇒2017年2月24日 (金):森友疑惑(4)系列幼稚園と日本会議/アベノポリシーの危うさ(138)
⇒2017年2月23日 (木):森友疑惑(3)小学校用地/アベノポリシーの危うさ(137)

日本会議との関連性から当然予想されることではあるが、稲田防衛相が森友学園とは親密な関係だったようである。
本人は、10年ほど前に会ったとはあると言っているが、籠池氏自身は2年前に会っていると話している。
どちらかがウソを言っているのだが、昨年10月には、防衛大臣稲田朋美名で、籠池泰典理事長に感謝状を贈っている。
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【役務関係】塚本幼稚園に感謝状を贈った稲田朋美防衛大臣は同園の顧問弁護士だった!【虚偽答弁】

上記サイトでは、稲田氏自身が塚本幼稚園の顧問弁護士だったと書いてあるが、3月6日の国会で稲田氏自身が「顧問弁護士だった事実はない」と否定して、デマだったということになっている。
しかし噂の出所とされる「保守の会」会長の松山昭彦が、「顧問弁護士だったのは稲田先生の旦那さんの方でした。この場を借りて訂正いたします。お騒がせしました」と投稿している。
稲田氏は、「夫は私人」と答えをはぐらかしたが、同じ弁護士事務所であり、稲田大臣も親密な関係にあると推認さするのは自然であろう。

 稲田防衛相は先月末、防衛省が森友学園の籠池理事長に感謝状を送っていた問題を国会で取り上げられた際、籠池氏と面識があるか問われ、「面識はありますが、ここ10年お会いしておりません」「か、ご、い、け?やすのり?さん」とたどたどしく読み、「面識はあるが、どういった機会で会ったか定かではない」などと曖昧な答弁をしていた。塚本幼稚園を知っていたかについても、「聞いたことはありますけれど、その程度でございます」と答えていた。
 しかし「聞いたことがある程度」とは笑わせるではないか。実は、稲田防衛相は過去に、塚本幼稚園をめぐって、文科省に圧力をかけていたことがあるのだ。文科省が塚本幼稚園の教育勅語暗唱を「適当でない」とコメントしたのに対し、「なぜいけないのか」と恫喝していたのである。
 実は、この事実は稲田防衛相が自ら認めていることだ。「WiLL」(ワック)2006年10月号の新人議員座談会で稲田は自慢げにこう語っているのだ。
「教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にあるのですが、そこを取材した新聞が文科省に問い合わせをしたら、「教育勅語を幼稚園で教えるのは適当ではない」とコメントしたそうなんです。
 そこで文科省の方に、「教育勅語のどこがいけないのか」と聞きました。すると、「教育勅語が適当ではないのではなくて、幼稚園児に丸覚えさせる教育方法自体が適当ではないという主旨だった」と逃げたのです。
 しかし新聞の読者は、文科省が教育勅語の内容自体に反対していると理解します。今、国会で教育基本法を改正し、占領政策で失われてきた日本の道徳や価値観を取り戻そうとしている時期に、このような誤ったメッセージが国民に伝えられることは非常に問題だと思います」
 ここで稲田が言う"教育勅語の素読をしている大阪の幼稚園"というのはもちろん現在渦中の森友学園が経営する塚本幼稚園のことだ。
稲田朋美防衛相が森友学園のために文科省を恫喝か 夫が顧問弁護士だった疑惑も

これらの関係は、捜査になれば明確になるだろうが、現段階では警察も検察も動かないと言われている。
捜査当局に期待したいが、何よりも稲田氏自身が教育勅語を礼賛しているのだから、親近性があるのは明白だ。

稲田氏と言えば、政府は南スーダンPKOの撤退を唐突に発表した。
巷では、当然、籠池理事長の会見潰しではないか、という見方がある。
「なぜ今か?」というのが不自然であり、相当危機感を持っているのだろう。
安の悪化が理由ではないと説明しているが、PKO5原則に抵触する疑いが濃厚であると指摘されており、もともと「駆け付け警護」の実績さえできれば、ということだろう。

大規模な武力衝突はあったが、戦闘ではないという言い方は、詭弁の代表例として知られるゼノンの「飛ぶ矢は飛ばず」に似ている。
しかし「飛ぶ矢は飛ばず」は、無限小の時間概念や微分の考え方に貢献したが、「武力衝突はあったが戦闘はない」は、何に貢献するのだろうか?

ところで、憲法は次のように規定している。

第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ

憲法を平然と無視する稲田氏が大臣の適格性に欠けるのは明らかである。
⇒2017年2月 8日 (水):不適格大臣列伝(11)稲田朋美防衛相(4)/アベノポリシーの危うさ(130)
大臣任命責任が問われることになろう。

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コメント

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投稿: kennethxw11 | 2017年3月13日 (月) 13時20分

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