安倍-トランプゴルフ会談/アベノポリシーの危うさ(128)
安倍首相は2月10日午後(米国東部標準時間)、首都ワシントンのホワイトハウスでドナルド・トランプ米大統領と会談する。
そして、トランプ大統領の別荘「マララーゴ」に招待され、トランプ・ナショナル・ゴルフクラブで、11日にトランプ大統領と一緒にラウンドする予定だという。
11月17日(現地時間)にニューヨーク5番街にあるトランプタワーで会談した際、安倍首相が、1月20日の大統領就任式前に再度訪米するのでワシントン郊外の名門バーニングツリー・カントリークラブでプレーしないかと持ちかけたことが端緒だという。
安倍首相は得意げであるが、果たしていかがなものであろうか?
トランプ氏の、ツイッターと大統領令という手法ともちろんその内容に関して、いろいろな批判が湧き起こっている。
⇒2017年2月 1日 (水):トランプ大統領の入国禁止政策と日本の立場/世界史の動向(53)
さすがに自民党の長老からも、疑問の声が上がっている。
一方で、自民党の古賀誠元幹事長は3日、TBSの番組収録で「ゴルフはいかがなものか。あまり近づいて仲良くなれば良いというものではない。冷静沈着な間を持てる関係の方が、交渉としてはいいのではないか」と発言。首相とトランプ氏とのゴルフに懸念の声も上がった。
安倍首相、トランプ大統領とのゴルフを前に肩慣らし 古賀元幹事長が苦言
アメリカ国内でも、連邦地裁が「待った」をかけた。
日本経済新聞2月5日
あまりに前のめりになると、世界の趨勢に逆行する可能性もある。
じっくりと落ち着いて、国益について熟考すべきではないかと思うが、熟考できる人ではないからなあ。
11月の会談については、以下のような見方があり、それが安倍首相の前のめりを招いているのではないか。
トランプ氏を泡沫候補扱いし、ヒラリー・クリントン勝利と勝手に決めつけていた外務省、トランプ陣営に全く人脈を持たず、したがって情報収集もできていなかった。トランプ氏が共和党候補に選出され、徐々に優勢になってくると、外務省は官邸から「どうなっているのだ。」と叱責されたようだ。それでもなおヒラリー勝利と信じて疑わなかったものの、それから慌ててトランプ陣営との接触の道を探し始めたようだ。今回の会談、アメリカ大統領選を巡る対応で評価を落とした外務省が、一足飛びにトランプ氏と安倍総理の会談を実現させて、名誉挽回の機会にしょうと画策したもののように思えてならない。
安倍・トランプ会談を笑うー誰のための会談だったのか?
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コメント
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投稿: RaymondWinue | 2017年2月 6日 (月) 04時54分
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投稿: Agendeash | 2017年2月 6日 (月) 06時08分