不適格大臣列伝(7)高木毅前復興相/アベノポリシーの危うさ(123)
情けないニュースである。
自民党福井県連の山本拓会長(衆議院議員)が、地元選出の高木毅前復興大臣が「女性の自宅に住居侵入し、逮捕されていた」と、県連の調査結果を発表した。
これは自民党福井県連会長の山本拓衆議院議員が、13日、福井県庁で報道各社に対して述べたものです。
それによりますと、おととし、一部の週刊誌がおよそ30年前に高木前復興大臣が女性の自宅から下着を盗んだなどと報じたことを受け、県連が独自に調査を行った結果だとして、「女性の自宅に住居侵入し、逮捕されていた。そのあと、女性と示談になったので問題とはならなかった」と述べました。
これについて高木氏は、NHKの取材に対し、「これまで国会や記者会見で申し上げているとおり、そのような事実はない」と話しています。
自民 福井県連会長「高木前復興相は逮捕されていた」本人は否定
高木前復興相は、「パンツ大臣」の異名(?)で知られるが、自民党サイドの調査で裏付けられたことになる。
略歴は以下の通りである。
生年月日:1956年1月16日
所属政党:自由民主党
出身地 :福井県敦賀市
初当選 :2000年
当選回数:6回(衆議院)
高木毅復興相の経歴は?
ちなみに自民党福井県連の役員名簿は以下のようである。
http://www.jimin-fukui.jp/kenren-syokai/yakuin.html
稲田朋美防衛相や)、国家公安委員会委員長、拉致問題担当大臣、海洋政策・領土問題担当大臣、国土強靭化担当大臣、内閣府特命担当大臣(防災担当)等を歴任した山谷えり子が顧問に名を連ねている。
どの県も大同小異であろうが、特にヒドイ県という印象を受ける。
高木前大臣の父親(孝一)は元敦賀市長であるが、、1983年1月26日石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)で、次のような発言をしていた。
「100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)』」
この親にして、ということであろうか。
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