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2016年12月11日 (日)

不適格大臣列伝(5)・石原伸晃TPP担当相/アベノポリシーの危うさ(112)

トランプ次期米大統領が、就任初日に離脱すると公言して、発効の可能性はかぎりなくゼロに近い。
⇒2016年11月25日 (金):安倍外交は大きな成果か崩壊か/アベノポリシーの危うさ(108)
にもかかわらず、安倍首相はTPPに異常な固執を見せた。
Tpp1611252
東京新聞11月25日

そして日本は承認した。
国益を損なうことが予想される。
⇒2016年12月10日 (土):TPPこそ大山鳴動して・・・/日本の針路(311)

石原伸晃TPP担当相も、22日の閣議後会見で「立ち止まることはできない」と述べた。
なぜ「立ち止まることはできない」のか?
石原氏は「我が国が主導して、ブロック経済に対峙していく」と勇ましいが、客観情勢を無視した蛮勇であると思われる。

父・慎太郎氏について、私は、2年半ほど前につくづく老境に入ったことを実感した。
⇒2014年3月 9日 (日):石原慎太郎の耄碌/人間の理解(3)
その後、田中角栄氏のモノローグの体裁で『天才』幻冬舎(2016年1月)を上梓して、結構な売れ行きを見せたらしいが、私には駄作としか思えなかった。
モノローグといっても、セリフがナマな石原語であって、誰かの評言にあったように角栄のコスプレのような感じである。
文章にキレもコクもないのだ。
⇒2013年1月17日 (木):「キレ」の思考と「コク」の思考/知的生産の方法(28)
文末に「~が。」「~と。」が多用される文体を、「高校生の作文の域」と評したAmazonのレビューがあったが、同感である。

それでも慎太郎氏は、かつては優れた文芸作品を書いていたという実績がある。
親の七光り、叔父(裕次郎)の国民的人気で政界入りした伸晃氏は、どういう志を持っていたのか。
親が耄碌してしまった状態では、見ているのが痛々しいほどの頓珍漢ぶりである。

東京都知事選では、自民党都連会長として、ドンこと内田茂幹事長と共に、見事にマイナスイメージを形成した。
両人ともに役職を辞したが、それだけではケジメにも何にもなっていない。
あろうことか、小池氏は自民党籍のままという茶番である。

TPPの審議については、自民党の「ゆるみ」が目立つ。
先の通常国会の審議中、「TPP交渉の内幕暴露本」問題が発覚し、野党から批判を浴びた西川公也氏、「西川(公也)先生の思いを強行採決という形で実現するように頑張る」と発言した衆院特別委理事だった福井照氏、そして山本有二農水相を、TPPをめぐる「しくじり先生」三人衆と呼ぶらしい。
石原氏を入れて、カルテットにしたら如何?

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