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2016年12月 7日 (水)

後ろめたさ全開のカジノ法案審議/アベノポリシーの危うさ(113)

カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法案(カジノ解禁法案)が、6日の衆院本会議で、自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決し、参院に送付した。
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カジノ法案の衆院通過 審議6時間弱 「時間余った」質疑で般若心経

審議時間は6時間足らずで、与党内からも審議「不十分」の声が上がっている。
中谷元・前防衛相が採決前に退席し、取材に対し「依存症対策が議論できていなかったので、賛成できない」と述べている。
丹羽雄哉元厚生相、村上誠一郎元行政改革担当相も退席した。

自民党が衆議院内閣委員会で採決に踏み切るまでわずか6時間足らずだったが、その中で以下のようなシーンがあった。

 「一応質問は終わったんですが、あまりにも時間が余ってるんで、例えば宗教について一つ触れると私は禅宗なので禅の勉強を40の記念に3年やったんですが、般若心経というのがあるんです。観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄」(自民党 谷川弥一衆院議員)
 自民党の谷川弥一議員が、自分の質問の持ち時間が余ったと述べて、法案とは直接関係ない般若心経などを唱えました。
 さらに・・・
 「実は漱石が好きなんです。全巻12回くらい読みました。心を耕す仕事って何だというと、文学であり彫刻であり陶芸であり・・・、それが宗教なんです」(自民党 谷川弥一衆院議員)
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IR法案が衆院通過、自民議員は質問で「お経読み」

政権・自民党の劣化を如実に示していると言えよう。
安倍首相は「結党以来、強行採決したことはない」と言っているが、強行採決のオンパレードである。
それでも安倍内閣の支持率は落ちていないと言うが、Facebookでのアンケートでは以下のような結果である。
Facebook

この違いをどう解釈するか?

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