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2016年12月22日 (木)

もんじゅ廃炉を脱原発依存のチャンスに/アベノポリシーの危うさ(114)

政府は21日、原子力関係閣僚会議を開き、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)の廃炉を正式に決めた。
施設の安全基準を満たすには多額の費用がかかるなど再稼働は難しいと判断した。
「夢の原子炉」と期待されたもんじゅは1兆円超を投じたものの、事故や不祥事が相次ぎ、22年で250日しか運転できないまま幕を下ろすが、使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクル政策は維持し、高速炉開発を続ける方針だという。
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読売新聞12月20日

高速増殖炉は結局、「夢」でしかなかった。

 核燃サイクルは、高速増殖炉を中心にしたサイクルと、ウランとプルトニウムによる混合酸化物(MOX)燃料を原発で使うプルサーマル計画による二つのサイクルがある。廃炉で増殖炉サイクルは破綻状態となったが、プルサーマルのサイクルも東京電力福島第1原発事故以降、原発の再稼働が進まず、MOX燃料を使って稼働しているのは四国電力伊方原発3号機(愛媛県)だけにとどまる。
 青森県の使用済み核燃料再処理工場も原子力規制委員会の安全審査中で、全国の原発の使用済み核燃料プールの貯蔵量も満杯に近づき、全国平均で容量の7割に迫る。核兵器に転用できるプルトニウムはたまり、日本が国内外に保有する量は昨年末時点で47・9トンに達する。
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もんじゅ廃炉決定 「破綻」サイクル継続 政府、反省なく次の夢

だいたい、熱力学第2法則に反するようなことが成功するとは思えない。
にもかかわらず、核燃料サイクルを延命させるのは、「盗人に追銭」のようなものではないか。
ここにも安倍政権の非論理性が現れている。
論理的に無理をした政策は、いずれ破綻するのである。

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