不適格大臣列伝(3)・稲田朋美防衛相/アベノポリシーの危うさ(107)
稲田朋美防衛相が、南スーダンに派遣している国際平和維持活動(PKO)の陸上自衛隊第11次隊に対して「駆け付け警護」を任務に加える自衛隊行動命令を出した。
稲田氏は南スーダンを視察してきたが、その視察がお粗末すぎる。
帰国後、稲田氏は「現地の状況は落ち着いていた」と国会で答弁し、派遣期限の先月末にも新判断が下されるはずだった。
ところが、稲田氏が駆け足で視察をした同じ日に、ジュバ近くでトラックが攻撃され、市民21人が死亡する戦闘が起きた。
そこで月内の判断が見送られたといういきさつがある。
⇒2016年10月16日 (日):稲田防衛大臣の資質と適性/人間の理解(18)
⇒2016年10月22日 (土):南スーダンの安全と危険/アベノポリシーの危うさ(102)
南スーダン視察のレポートは下図のように真黒だという。
泥憲和氏のFacebook
そんな稲田氏に「全責任は私にある」と言われてもなあ、と思うのは私だけではないだろう。。
内戦状態のとろろに行けば、自衛隊は「敵」とみなされる。
東京新聞11月19日
稲田氏は、ジブチに視察に行くとき、リゾートに出かけるようなラフな格好で出かけて批判を浴びたことがある。
好みの問題と言ってしまえばそれまでであるが、私には単に若者ファッションをしたつもりの醜悪なオバチャンにしか見えない。
少なくとも、良いセンスとは言い難いであろう。
勘違いファッションは内面の現れ 稲田朋美と皇后陛下
戦争体験のない若い政治家が、自分は安全地帯に居ながら危険な号令を発する。
世の中どんどん暗い方向へ進んでいるようだ。
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