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2016年10月24日 (月)

AIをどう利・活用するか/知的生産の方法(162)

将棋の竜王戦で、予定されていた挑戦者が出場停止処分を受けて、挑戦者が急きょ代わるという異例の事態になった。
三浦弘之九段が、AIソフトを不正に利用したのではないか、という疑惑である。
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日本将棋連盟

3日前に変更を言われた丸山忠久九段の困惑したようなコメントが、そりゃそうだろうなあ、という気にさせるが、連盟としてこのような処分を課すからには、心証としてはクロなのだろう。
週刊誌報道もそういう雰囲気である。
161027
週刊文春10月27日号

三浦九段といえば、第2回電王戦で、GPS将棋というソフトに敗れた現役棋士である。
⇒2013年5月 5日 (日):将棋ソフトの進歩と解説ソフトの可能性/知的生産の方法(52)
この体験が影響しているのであろうか。

もちろん、三浦九段は不正を否定している。
161019
東京新聞10月19日

不正が許されないことは当然であるが、冤罪はさらに許されるべきではない。
連盟として厳正な踏査を行い、オープンにすることを期待したい。

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