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2016年8月20日 (土)

SaaSとIaaSとPaaS/「同じ」と「違う」(97)

急速に市場が拡大したクラウドコンピューティング・サービスは、「提供対象」によって次のように分けられる。
(1)不特定多数を対象として提供されるパブリッククラウド(public cloud)
(2)同一企業内または共通の目的を有する企業群を対象として提供されるプライベートクラウド(private cloud)
(3)パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせて利用するハイブリッドクラウド(hybrid cloud)

クラウド・サービスの代表例がSaaSと呼ばれるものである。
「SaaS」(Software as a Service:「サース」あるいは「サーズ」と発音)は、ソフトウェアをユーザー側に導入するのではなく、ベンダ(プロバイダ)側で稼働し、ソフトウェアの機能をユーザーがネットワーク経由で活用する形態を指す。
このようなサービスを従来はASP(Application Service Provider)と呼んでいた。
SaaSとASPの間に本質的な違いはない。
⇒2012年9月 2日 (日):ASPとSaaS/「同じ」と「違う」(51)

似たような概念にPaaS、IaaSがある。
PaaSは「Platform as a Service」の頭文字を取った略語で「パース」と読む。
アプリケーションソフトが稼動するためのハードウェアやOSなどのプラットフォーム一式を、インターネット上のサービスとして提供する形態のことを指す。

IaaSは「Infrastructure as a Service」の頭文字を取った略語で「イァース」と読む。
情報システムの稼動に必要な仮想サーバをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、インターネット上のサービスとして提供する形態のことを指す。
これまでホスティングサービスと言われてきたサービスとほぼ同じである。

IaaS、PaaS、SaaSは、ソフトウェアサービスを提供するのに必要な構成要素の提供段階によって区別することができる。
構成要素は大きく分けて、ネットワーク、ハードウェア、オペレーティングシステム(OS)、ミドルウェア、アプリケーション、の5つである。
基本的にはこの5つはこの逆順に依存関係にある。
アプリケーションはミドルウェアが無いと動作せず、ミドルウェアはOSが無いと動作しない。
Iaassaaspaas
知っておきたいIaaS、PaaS、SaaSの違い

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